そろそろ終着駅が見えてきました
一昨日の夜、チューバホーンさんと大山さんとで、今回の実験機三号の音を聴きながら、2007年の12月に録音されたBIG BAND JAZZのCDを聴きました。三人ともその現場にいたので、あれが、8年以上前のことだとは、思えませんでした。...
View ArticleBellwoodさんをお招きして
実験機三号のお披露目も、最大の関門のBellwoodさんをお招きすることになりました。どうして関門かと言いますと、一昨年暮れの時のDynaudioの"Consequence"以降は、順調に鳴り始めましたが、最初の頃の何回は、Bellwoodさんが来られると、どういうわけか、良い音で鳴らないことがあったからです。ご本人もご自分の『負のオーラ』の所為だといわれていました。それも、ご自宅の音が良くなってか...
View Article調整の難しさとその重要性
今回の、工事による振動と、音のズレについて考えてみました。4メートルの道路を挟んだ向かい側で、コンクリートのビルに貼ったタイルが剥離したので、安全を考えて剥がす工事が始まりました。インパクトのはつり工具を使って、コンクリートの壁を剥がす作業です。当然、振動と音は周囲に響き、向かい合わせの私の部屋では、サッシがびりびりと振動していました。その音は、音だけではなく、振動としても伝わってきています。窓は二...
View Articleemmに換えてみました
夜八時過ぎに、近くまで来ていた大山さんから連絡があり、実験機用のバリエーションに使うスピーカーケーブルを持ってきてくれました。昨日のHさんの音を聴いて、やはり、入力をemmにする必要性を感じたので、比較試聴用のシステムから、自分の好みのシステムにする、作業を始めたところでした。比較実験用には、なるべく、普通のケーブルやCDプレーヤーを使って、どこまで音が良くなるかの実験をしてきたからです。...
View Article最後はやっぱりGRF
花粉症で目がかゆくなってきた金曜日の夜は、横浜のMさんとご友人のHさんが、実験機を聴きに来てくださいました。Mさんは、PSDの大山さん特製のウーファーを使っているTroubadour...
View ArticleWise men say, Only fools rush in
賢者は云う、愚か者のみが事を急ぐと、だが、恋に落ちるのをどうすることも出来ない・・・エルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」の有名な歌詞ですね。賢者かどうかは、定かではありませんが、老人の良いところは、拙速にならずじっくりとモノの本質を見極めることだと思われています。しかし、本当に思えばすぐに行動するはずです。しないのは、行動の結果を先に予測したり、やってもどうせそんなには、変わらないだ...
View ArticleS.Yさんのご感想
GRF さま はじめてお邪魔したのはいつのことになりますでしょうか。和室のユニコーンに驚き、「GRF のある部屋」のGRF に驚き、デコラに驚愕。さらに38/2トラックのテープに驚かされたのでした。そして、11月にはTrobadour 40とウーハー試作機の組み合わせを聞かせていただいたのでした。今回は、いよいよTrobadour 80+ウーハー試作機となったわけです。...
View Article部屋の模様替え
以前、Bellwoodさんが来られたとき、散らかっていたままの、GRFの部屋にお通ししたところ「UNICORNさんのお宅とまでは行かなくとも、折角のこの専用の部屋なんだから、整理してきれいにインテリアを整えられたらいかがですか?」とやんわり、部屋が整頓されていないと言われました。UNICORNさんではなく、Bellwoodさんから言われるのが、骨身にしみました。...
View Articleデーンちゃんが来てくれました
GRF様 先日はお招きいただきありがとうございました。直前になってやっと出張時の予定が組めたので、近場(赤羽)のオフ会ぐらいならなんとか・・・と、思っていたドンピシャのタイミングに、伺わない訳にはいきませんでした。なんだか拉致られた感覚ですが・・・(笑)...
View Article実験機を聴きに
このところの、実験機を聴きに、6年前の『神が舞い降りたかも』と言われた"Consequence"以来の,常連の皆様の訪問ラッシュになっています(笑)。来られた方の印象がご常連の間に浸透され、それならば是非にとお越しいただいています。実験機ですから、まだまだ試行錯誤中なのですが、大分こなれてきて、聞いていただける音が出て来たようです。この週末も、Taoさん、Oさん(再訪)、日曜日には大阪からも椀方さん...
View ArticleGRF邸 訪問記
GRFさん 昨日は昼から6時間近くの間、沢山のソフトを聴かせていただきありがとうございました。寒の戻りに体調を崩し気味で申し訳なかったです。デーンちゃんの日置桜生原酒に、一瞬ノックダウンされそうになりましたが、終始平常心で聴かせていただきました。 ************** 日曜日午後にGRFさんの御宅で、実験機中のTroubadour...
View Article三月は実験機三号で
二月の末に試験機として搬入された実験三号機は、一月経って音が安定して、ほぼ理想的な音が鳴り始めました。当初は、フィンランド・バーチの特徴である堅い音が勝っていましたが、一ヶ月間のエージングで、ネットワークのトランスの音が良くなり、足の調整も確立して、位置の調整が楽に出来るようになりました。その結果、絶好調だった"Consequence"の音を越える音が出て来ました。何よりも安定した定位が確保できたの...
View Article三月は実験機三号で-3
横浜のMさんが来られた翌日の土曜日は、冷たい雨で出張の疲れを取るのに専念し、日曜日はお墓参りでした。ようやく月曜日になって、フィンランド・バーチの少し堅い音をどうするかを実験しました。KYLYNさんのお宅を訪れたとき、SPの下には、フローティングボードを敷かれていて、その下の石板との間に、フェルトを噛ましてあったのです。家のカリンの床とカリンとの足の間にそのフェルトを敷いてみることにしました。すると...
View Article実験を終えて
昨日の晩は、旧友のS.O君が遊びに来てくれました。かれは相変わらずアナログレコード一筋です。もっとも、ウィーン詣での後、演奏会にも通いだし、実際の音は、レコードとは違うと感じています。ただ、目から情報を得られないレコードやCDでは、そのまま収録するのではなく、トリミングをしたり、ズームアップしたり、音楽の流れをはっきりさせた方が聴きやすい通っていました。まさしくレコードが長い間、行ってきた手法ですね...
View Article実験機から分かってきたこと
三月中実験を続けて来た三号機も、今週中には次の段階の為に一旦引き上げます。その代わりの40用のシングルの仕様を大山さんと打ち合わせしました。40は80と比べれば端正な世界になります。ユニコーンも使っているから身からすると、40+ウーファーは、ユニコーンとどちらの音が好きかという比較になります。40+ウーファーの良い点は、バックロードの負荷が掛からない分、振動モードが楽になると言う事です。吟醸酒みたい...
View Article実験機最後の夜
一ヶ月以上、いろいろとテストをしてきた実験機三号ですが、いよいよ最後の晩となりました。暗くなる頃に明日からこのSPを聞くことになるHさんが来られました。Hさんもいよいよ実験機を自分のところで聴ける期待がにじみ出ていました。まずは、一ヶ月の間にどこまで熟成したか、じっくりとお聞き願い、明日からの調整のヒントにしていただきたいと思いました。80+TW3実験機に行く前に、おさらいを兼ねて和室のユニコーンか...
View Article和室のユニコーンは
これは、三月中旬でまだemmが、隣の部屋に行っていない頃です。 こちらは、三月末です。SD05でシンプルに聴いています。 四月にはプリアンプが、実験を終えて戻ってきました。 これが今朝のユニコーンです。...
View Article東京春祭 ジークフリート 第一幕
東京の桜は散ってしまったけれど、上野にはまさに春の謳歌が鳴り響いていました。昨年に引き続き、N響の演奏会形式のワーグナー公演で、今回はジークフリートです。ワルキューレは三回、神々の黄昏も二回見ているのですが、ジークフリートは今回が初めてです。レコードでも一番針を通さない曲かも知れません。三月からショルティとカラヤンの演奏を聴いて勉強してきました。それでも、第一楽章と第三楽章を中心に聴いてきました。四...
View Article東京春祭 ジークフリート 第二幕
幕間の拍手は、何回も続き、終わったときには全員が一遍に表に溢れ、ワインを飲もうにも、もう長蛇の列になっていました。幸い列の最前列にBellwoodさんが並んでいたので、幸運にもワインは手に入りましたが、座る席が有りません。ようやく見付けた席に腰を降ろすと、何時までも美しい壇ふみさんが目の前を横切って行かれました。何だか嬉しくなりましたね(笑)。少し上の段のテーブルから満員のホワイエを眺めると、大勢の...
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