今週は、梅雨が始まり本格的な雨のシーズンに入りました。東名高速も雨に煙り、どこを走っているのか解らないほどです。途中下車をしながら、六時頃には浜松に着きたかったのですが、やはり事故渋滞があり、一時間ほど余計に掛かりました。いつもの問題は、浜松インターから市内までの距離と渋滞です。今回は東名が事故渋滞で通れなかったので、新東名で降りましたから、降りてから東名のところまで南下するだけでも相当な時間が掛かります。
浜松の街は、古くからの城下町で、お城のある高台と天竜川河口の低地で、町が二つに分かれています。高台から低地に降りる道は、江戸時代からの古い道なのでしょう、曲がりくねって斜めに通っています。南北に走る大きな道は国道が3本で、古い道から国道への合流が非常に混みます。夕方のラッシュ時には、すべての交差点で渋滞が起きています。そのため高速道路から駅方面に向かうときは5キロ走るのに30分ぐらいかかることもよくあります。また、朝、市内から高速に乗るにも三、四十分掛かります。浜松は人口が多いのでしょう。女性の車もとても多いです。
そんな思いをして、どうして市内にいくというと、プー博士が首を長くして待っているからです。PSDの大山さんから預かったT4を持って、お宅に伺うと、IIILZ が良い音を出していました。QUAD44+405IIで駆動されています。入力はStuderの730です。オーソドックスな装置ですね。IIILZを部屋の真ん中で平行法でならされていました。この音も私のお薦めですから、今日のT4には責任を感じますね。そのT4を鳴らすアンプは先日の東亜電子のOlasonicブランドのデジタルアンプです。今日はそれに秘密兵器もあります。
着いたのは、もう七時を回っていましたので、早速、IIILZを外してT4を設置しました。最初は、IIILZが乗っていたSPの台の上に乗せて聴いたのですが、案の定、低音が出ません。そこで、家と同じ様な床に直置きして見ました。しっかりとした造りの床なので期待が持てます。SP上向きにする適当なものがなかったので、手品に使われる大きなサイコロを使って見ました。
途端に家と同じ音場とホールに響く、低音楽器の深々とした音が鳴り始めました。これには、プー博士もにっこり。入力は、HD1のクロック改造機だし、アンプはOlasonicのパワーDAC、SPも同じT4です。同じ音がしない方が不思議なのですが、やはり部屋の特性が音に出ます。でも、プー博士のお宅は、16畳以上ある部屋ですから、部屋の中央に置くと家の響きと同じ音がしてきます。
連休の後半に、満員の新幹線に飛び乗ってユニコーンとT4を聴きに来られた甲斐があったというべきです。左右の間隔を動かすと、ホールのスケールが変わります。左右の間隔はここまで拡げても全く問題が有りません。中抜けせず音で埋まります。家で聴くのと同じように奥行きの再現性が抜群です。アンプも二時ぐらいまでボリュームは上がっていますが、破綻はありません。先ほどIIILZを鳴らしたときは、12時までは行きませんでしたから、感度は6dbぐらいは違うのでしょう。低域の伸びが、普通のアンプではでない領域です。SD05に比べれば余裕と柔らかさは違いますが、同じでは逆に困ります(笑)。 ここで、秘密兵器の登場です。Oさんに急遽改造していただいた、大型のアナログ電源です。ご覧のように超大型のトランスを使用しています。回路上には何の秘密もありませんが、コンデンサーも目一杯大型です。これは Mac用に作っていただいた電源ですが、今日は端子をOlasonic用に合わせて貰いました。アンプ自体はこの大きさですから、アンバランスこの上ないのですが・・・。 音はやはり変わります。いっぺんに大人の音になりました。これはかなりSD05に肉薄しています。困りましたね〜。反対にプー博士のお顔は、破顔一笑!ニコニコです。この装置のコストパフォーマンスは高すぎです。数十万円でいきなり、GRFの部屋の音が再現されているのですから、私の気持ちは複雑でしたよ(笑)。でも、浜松の音楽関係者は一度この音を聴いて欲しいですね。オーディオマニア的な、SPから音が鳴らなくては面白くないというのではなく、SPが消えてコンサートホールで聴く響きが再現されるのです。音楽愛好家の驚く顔が眼に浮かびます。何しろマジックのように二階席の音が目の前に出現するのですから。
このアンプは、置き場所によって音場の出方がかなり変わります。いろいろと試して見てください。電源のACプラグの方向も相当差が出ます。その意味でも、電源を作られるのは、一番効果的ですね。
雨は、翌日も降り続いていました。高速道路は、道路工事の渋滞と事故の情報を流し続けています。名古屋で途中下車して、先日R.GRFから外したユニットをSoundPitさんに預けました。ユニットを触っただけで、原因を特定された坂口さんは、タンノイの専門家だけ有ります。10分後には、また名神を走っていました。雨は、夕方大阪に入るまで、断続的に続き、運転には気を使いました。
夜は、Nagra博物館の館長Cさんに依頼していた、テープをDSD化したファイルを受け取りました。そのDSDファイルを再生するDAコンバータについて、最近の情報を交換しました。私は、KORGを選びましたが、CさんはTEAC製の大きなコンバータが多目的だといわれました。また、新潟のラステームという会社がユニークな製品を出しているとお聞きしました。最近はいろいろな製品が急展開していて面白いです。そこへ、椀方さんがご到着、ハードディスクに張るアルミ箔を頂きました。Cさんも椀方さんもディープな世界を遊んでいます。でも、三人揃えば、美味しい日本酒です。雨も上がったので、梅田の阪急ガード下に繰り出しました。楽しく盛り上がりましたよ。
翌日は、朝早くに眩しくて眼を覚ましました。抜けるような青空が拡がっていました。空気は涼しく気持ちの良い朝です。でもこのまぶしさはまだ五時台の風景とは思えないでしょう。 帰り道、奈良の若草山の裏を通るいつもの裏道は緑が輝いていました。
浜松の街は、古くからの城下町で、お城のある高台と天竜川河口の低地で、町が二つに分かれています。高台から低地に降りる道は、江戸時代からの古い道なのでしょう、曲がりくねって斜めに通っています。南北に走る大きな道は国道が3本で、古い道から国道への合流が非常に混みます。夕方のラッシュ時には、すべての交差点で渋滞が起きています。そのため高速道路から駅方面に向かうときは5キロ走るのに30分ぐらいかかることもよくあります。また、朝、市内から高速に乗るにも三、四十分掛かります。浜松は人口が多いのでしょう。女性の車もとても多いです。
そんな思いをして、どうして市内にいくというと、プー博士が首を長くして待っているからです。PSDの大山さんから預かったT4を持って、お宅に伺うと、IIILZ が良い音を出していました。QUAD44+405IIで駆動されています。入力はStuderの730です。オーソドックスな装置ですね。IIILZを部屋の真ん中で平行法でならされていました。この音も私のお薦めですから、今日のT4には責任を感じますね。そのT4を鳴らすアンプは先日の東亜電子のOlasonicブランドのデジタルアンプです。今日はそれに秘密兵器もあります。
着いたのは、もう七時を回っていましたので、早速、IIILZを外してT4を設置しました。最初は、IIILZが乗っていたSPの台の上に乗せて聴いたのですが、案の定、低音が出ません。そこで、家と同じ様な床に直置きして見ました。しっかりとした造りの床なので期待が持てます。SP上向きにする適当なものがなかったので、手品に使われる大きなサイコロを使って見ました。
途端に家と同じ音場とホールに響く、低音楽器の深々とした音が鳴り始めました。これには、プー博士もにっこり。入力は、HD1のクロック改造機だし、アンプはOlasonicのパワーDAC、SPも同じT4です。同じ音がしない方が不思議なのですが、やはり部屋の特性が音に出ます。でも、プー博士のお宅は、16畳以上ある部屋ですから、部屋の中央に置くと家の響きと同じ音がしてきます。
このアンプは、置き場所によって音場の出方がかなり変わります。いろいろと試して見てください。電源のACプラグの方向も相当差が出ます。その意味でも、電源を作られるのは、一番効果的ですね。
雨は、翌日も降り続いていました。高速道路は、道路工事の渋滞と事故の情報を流し続けています。名古屋で途中下車して、先日R.GRFから外したユニットをSoundPitさんに預けました。ユニットを触っただけで、原因を特定された坂口さんは、タンノイの専門家だけ有ります。10分後には、また名神を走っていました。雨は、夕方大阪に入るまで、断続的に続き、運転には気を使いました。
夜は、Nagra博物館の館長Cさんに依頼していた、テープをDSD化したファイルを受け取りました。そのDSDファイルを再生するDAコンバータについて、最近の情報を交換しました。私は、KORGを選びましたが、CさんはTEAC製の大きなコンバータが多目的だといわれました。また、新潟のラステームという会社がユニークな製品を出しているとお聞きしました。最近はいろいろな製品が急展開していて面白いです。そこへ、椀方さんがご到着、ハードディスクに張るアルミ箔を頂きました。Cさんも椀方さんもディープな世界を遊んでいます。でも、三人揃えば、美味しい日本酒です。雨も上がったので、梅田の阪急ガード下に繰り出しました。楽しく盛り上がりましたよ。