デコラが日本に来てからでも、一年半以上経ちました。到着してから何回も、まだ鳴りませんか?と、Taoさんからお問い合せをいただいていました。当初の予定では、ことしの5月の連休には鳴らせるつもりでした。ユニコーンのユニット交換の差が余りにも大きかったので、6月から7月はユニコーンの調整に明け暮れたのです。5月の連休を逃したあとは、まとまった時間が取れるのは、8月の盆休みの頃です。しかし、暑さと疲れで見送ったあとは、
「この夏休みは、いろいろ計画は有ったのですが、酷暑の中、あまり動き回ることも出来ず、最初の日曜日にOさんと、汗をかくはずだった DECOLAの組み立てが、前日までの疲れと余りの暑さに暑気払いの飲み会になって延期してからは、ただ怠惰に夏休みを送っていました。」
9月も10月も忙しく手が付けられません。ようやく、Oさんと気を入れ直して取り組んだのが、11月に入ってからでした。それからは、毎週末ごとに組み立てが進んでいき、完成したのは、11月の末になっていました。そしてハムの調整や真空管の選定、カートリッジの微調整等々を経て、ようやく皆さんに聴いていただく日が来たのです。
デコラに対するラブコールは何度送っていたであろうか・・・「まだですか・・・」「もうそろそろですか・・・」「いつ頃になりそうですか・・・」メールや電話で何度か問い合わせた。
GRFさんがイギリスからデコラを入手したのは2年ほど前。それを専門家の手助けを得ながら徐々に修復、ようやくその音が聴ける運びとなった。
1963年生まれのデコラは私と同い年。ちょっとした因縁のようなものすら感じさせる。デコラという名前には、何故かしらわくわくさせる響きがある。そして写真でしか見たことはなかったが、その容姿には高貴な英知が詰まっているような印象を受けていた。
そのデコラを今日は実際に目でみて、手で触れて、その音を両方の耳で捉える事が出来る・・・それだけで今日はわくわく出来る一日であった。
昨日は、上の文章のTaoさんやUNICORNさん、チューバホーンさんたちのご常連をお迎えしてのDECOLAのお披露目会でした。一足先に到着されたUNICORNさんには、当然熟成してきたユニコーンの音を聴いていただきました。UNICORN邸もSP間のキャビネットを1センチずらしただけで、スケールの再現性が変わってご機嫌でした。
家のユニコーンも微調整を繰り返してスケール感のある音になってきたのを確認していただきました。そうこうしているうちに、Taoさんとチューバホーンさんがご到着。成り行きで、DECOLAの前座としてユニコーンの音も聴いていただきました。お二方とも、聴かれるのは、夏以来ですから、大分熟成した音に驚かれたのではないでしょうか。
ワイン一本分は聴いていましたから、一時間ぐらいは聴いていただいたでしょうか。何よりも低音の充実感と、狭い部屋でシングルのユニットが鳴っているとはとうてい思えない、閉塞感の無さです。その意味で、ユニコーンは極めて日本的ですね。でも、今日はユニコーンがいかに良い音を出していても、前座なんです。
いくら良い音を聴いていても、皆さんのこころは隣の部屋に行っているのが解ります(笑)。
それでは、聴いていただきましょう。早速、ご本体と体面です。皆さん、その存在感に圧倒されています。写真では解らないのですが、大きさも半端ではありません。本物だけが持つ重量感と存在感が圧倒します。触ってくださいといっても、皆さん遠慮していました。
あとは、皆さんのご感想をお待ちしましょう。今日もターンテーブルを調整したら、低音が大分出てきました。調整は、まだまだ続きます。昨日来られた方々もぜひ、年末今一度聴きに来てください。
「この夏休みは、いろいろ計画は有ったのですが、酷暑の中、あまり動き回ることも出来ず、最初の日曜日にOさんと、汗をかくはずだった DECOLAの組み立てが、前日までの疲れと余りの暑さに暑気払いの飲み会になって延期してからは、ただ怠惰に夏休みを送っていました。」
9月も10月も忙しく手が付けられません。ようやく、Oさんと気を入れ直して取り組んだのが、11月に入ってからでした。それからは、毎週末ごとに組み立てが進んでいき、完成したのは、11月の末になっていました。そしてハムの調整や真空管の選定、カートリッジの微調整等々を経て、ようやく皆さんに聴いていただく日が来たのです。
デコラに対するラブコールは何度送っていたであろうか・・・「まだですか・・・」「もうそろそろですか・・・」「いつ頃になりそうですか・・・」メールや電話で何度か問い合わせた。
GRFさんがイギリスからデコラを入手したのは2年ほど前。それを専門家の手助けを得ながら徐々に修復、ようやくその音が聴ける運びとなった。
1963年生まれのデコラは私と同い年。ちょっとした因縁のようなものすら感じさせる。デコラという名前には、何故かしらわくわくさせる響きがある。そして写真でしか見たことはなかったが、その容姿には高貴な英知が詰まっているような印象を受けていた。
そのデコラを今日は実際に目でみて、手で触れて、その音を両方の耳で捉える事が出来る・・・それだけで今日はわくわく出来る一日であった。
昨日は、上の文章のTaoさんやUNICORNさん、チューバホーンさんたちのご常連をお迎えしてのDECOLAのお披露目会でした。一足先に到着されたUNICORNさんには、当然熟成してきたユニコーンの音を聴いていただきました。UNICORN邸もSP間のキャビネットを1センチずらしただけで、スケールの再現性が変わってご機嫌でした。
家のユニコーンも微調整を繰り返してスケール感のある音になってきたのを確認していただきました。そうこうしているうちに、Taoさんとチューバホーンさんがご到着。成り行きで、DECOLAの前座としてユニコーンの音も聴いていただきました。お二方とも、聴かれるのは、夏以来ですから、大分熟成した音に驚かれたのではないでしょうか。
ワイン一本分は聴いていましたから、一時間ぐらいは聴いていただいたでしょうか。何よりも低音の充実感と、狭い部屋でシングルのユニットが鳴っているとはとうてい思えない、閉塞感の無さです。その意味で、ユニコーンは極めて日本的ですね。でも、今日はユニコーンがいかに良い音を出していても、前座なんです。
いくら良い音を聴いていても、皆さんのこころは隣の部屋に行っているのが解ります(笑)。
それでは、聴いていただきましょう。早速、ご本体と体面です。皆さん、その存在感に圧倒されています。写真では解らないのですが、大きさも半端ではありません。本物だけが持つ重量感と存在感が圧倒します。触ってくださいといっても、皆さん遠慮していました。