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Channel: GRFのある部屋
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翌日はBellwoodさん邸で

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昨晩、街灯の下を遠くなっていく椀方さんの後ろ姿を見ていたら、子供の頃にみた足長おじさんのシルエットを思い出しました。昨日は、赤ワイン二本弱ですから、それほど負担が無く、朝は起きられました。椀方さんもはやくから動きだし、Bellwoodさん邸に行く前に、上野の美術館に寄られてから向かうそうです。今日から、東京美術館は新印象派の展覧会が始まりました。オルセーやメトロポリタンなど世界中からこの展覧会のために集まってきているようです。

私は、昨日の簡単な印象記をブログに書いていました。気がつくと、約束の時間の一時間前を過ぎています。これからシャワーを浴びて、準備すると、駅での待ち合わせ時間には間に合わないので、直接Bellwood邸に行くことにしました。いそいで、昨晩掛けたCDの写真を取り込むと、保存を非公開でしたつもりが、公開になっていたようです。写真のない中途半端な記事が帰ってくるまで載っていたようです。老人力の所為ですね〜。


Bellwood邸には、埼京線で向かうことになるので、新宿駅での乗り換えを考えると、地下鉄丸ノ内線では遠いので、高円寺から中央・総武線の先頭付近に乗って、乗り換えの距離を短くしようと思いました。新宿駅の南口のまだ南に埼京線のホームはあるからです。新宿駅と言うより代々木駅北口といった方が近いぐらいです。代々木駅から連絡通路を作って貰った方が、近いですね。埼京線の大宮方面行きは、折り返し電車と通過電車ではホームが変わります。その案内板がホームに降りる連絡橋になく、何時もどちらが早く出るのかホームの掲示板が見えるところまで降りないと解りません。不親切ですね。

不親切と言えば、中野駅の案内も解りにくく、中野止まりの東西線で来ると、その先高円寺行きがどのホームに来るのか解りません。総武線・東西線・中央線快速の三本の可能性があるからです。また、反対に東西線で早稲田方面い行くとき、東西線の青い車両ではなく黄色の総武線の車両が、東西線を通り、その先の高速鉄道に繋がっているようです。UNICORNさんのお宅に行くとき、いつも中野駅で困惑します。老人力の付いていた昨今は、本当に乗り換えに余裕を持たないと行けなくなりました。

ようやく乗った快速の埼京線は、狭軌のレール規格限界まで飛ばして、大揺れで池袋まで止まりません。その後は、板橋、十条と各駅で止まります。十条駅のホームに入るときに姥ヶ橋に通じる道を横切りました。そこでここから車でBellwood邸に向かった方が早いと判断しました。電話連絡した新宿駅から、二十分ぐらいで着いた時は、近くの公園を見てきた椀方さんの到着時間とほとんど同じでした。車だったら環七を通れば、20分ぐらいで行ける距離なのですが、電車だと小一時間掛かります。

Bellwoodさんとは、平均すればすれば月に二回以上は必ずどこかで会っています。年末は、"Consequence"を聴きに二回も来られました。しかし、私がBellwoodさんのお宅を訪ねるのは、去年の4月以来でした。トントンコツコツを実践しました。それから、室内の音響グッズは随分無くなり、普通のリヴィングルームのようにスッキリしています。ウォーミングアップで小さな音で鳴らされているオーケストラの音も、随分まとまった音で鳴っています。

音のバランスを取るために、タッドさんと杉並でDSD録音したベースの音を鳴らしました。これはワンポイントマイクでステレオ録音したなまのコントラバスですから、迫力の有る音がします。最近のスタジオ録音のベースは、一本にマイクで録って、調整盤で調整してありますから、奥行きのあるべースの存在感と実体感が取れていません。そのソーズを使ってコントラバスの音の位置と立体感を調整してみました。

Bellwoodさんは、右に音が寄るのを気にされていて、何時も左に寄っている傾向にあります。今日もこのコントラバスの音が左に寄っていました。実際に録音現場を知っている私に、音量を調整させていただきました。マルチアンプのヴォリュームを触っていたら、全く値が違いすぎたので、やはりSPの位置を少しだけ修正して見ました。ほんの1ミリでもバランスはがらりと変わります。調整が煮詰まっていくと、最後の微調整で、がらりとバランスが変わることがあります。

バランスが整ったので、マーラーの曲がかかりはじめました。ハイレゾのダウンロードだそうです。誰の演奏家といつもの私の家で訊いているクイズが彼から出ました。出されるとやはり緊張しますね(笑)演奏スタイル、音のピッチ、歌い回し方から、T.Tの演奏ではと答えました。ティルソン・トーマスですね。ピンポーンで何とか面目を保ちました(汗)。

そうこうしているうちにお昼を回ったので、ハムとチーズ、オリーブの美味しいパンが出され、オーストラリアの辛口スパークリングワインが開けられました。お酒が大好きな三人ですから、美味しいつまみと一緒にスパークリングワインや赤ワインも開けられて音楽もどんどんかかりました。安定したおとはどんどんよくなって行き、何でも来いという感じになって来ました。会話もすすみ本当に楽しいですね。

夕方の飛行機で大阪に帰る椀方さんをバスに送り込んでから、また、二人で、今度は日本酒をはじめました。散々飲んだあとで冷やは効きます。酔いがいっぺんに回り、タクシーで帰ってきたことは、覚えているのですが、その辺から詳しいことは思い出せません。翌日、Bellwoodさんは、芝刈りに無事に行けたのでしょうか?(爆)



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