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Channel: GRFのある部屋
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GRF邸再訪しました。

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先週末アレキサンドライトさんと一緒にGRF邸を再訪しました。


GRFさんは、このところ特にアナログにフォーカスして精力的にオフ会を開いていらっしゃいます。mola molaのプリアンプをアナログ専用にしてブレイクスルーを得たのこと。


アレキサンドライトさんはトラバドールSPシステム導入後初めての訪問とのことで、アナログとデジタルの両方を聴かせていただきました。


聴かせていただいたLPは、ここ一連のオフ会で再生されているものと共通のようでした。


越路吹雪やテレサ・テンなどによるライブ録音、カラヤン&BPOによるベートーヴェン第9交響曲のリハーサル録音、ステレオのデモンストレーション録音などなど。


広大なサウンドステージ、多少書割的ではあるものの音像のしっかりした輪郭と3次元的な配置、妥当な音色表現、時にアナログでは、極端に音色表現を志向してそれこそが音楽の<真実>と勘違いするような陥穽があるように思います、ダイナミクスにおける微小領域での繊細な表現力など、ただただ見事な再生と感心ばかりしていました。


さらにデジタル再生では、上記のようなサウンドの特徴はより精細・緻密となり、音楽はとても活気を帯び、以前のオフ会では時に気になった音楽を傍観するような静的な印象は霧消しています。


要するに、音楽がとても生き生きとしている。あるいは喜びに満ちている。
稀有なほどに素晴らしい音楽表現、オーディオ再生と感じました。
ただただ素晴らしい。


また是非お聞かせください。
昨日はありがとうございました。


Aion


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昨年の7月に i さんとご一緒に来られたAionさんとは、10月の横浜の会でも、12月のクリスマスの時もお宅にお伺いしてお会いしていますが、ご一緒に来られるアレキサンドライトさんは久し振りです。前回来られたのは12年の8月ですから、もう5年も前の事です。


その頃は、和室のユニコーンをemmで鳴らし始めていた頃です。六畳間と部屋が小さいので、コンサートホールのホール感を出すために小さい音で鳴らしていました。その頃のGRFのある部屋は、文字通りGRFとdecolaだけで随分と広々としていましたね。五年間で随分変わっています。アレキサンドライトさんの久し振りに印象はいかがだったのでしょうか?


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久々にGRF邸に伺ってきました。



昨年からお誘いを受けていたのですが、なかなか都合がつかずにいたところでしたが、今回Aionさんと御一緒させていただきました。


Aionさんより少し遅れて到着したところ、GRFさんの寝不足の原因となっているREGZA有機ELを視聴している最中でした。夜香さんのところで第1号機は視聴していますが、実際にユーザー宅では初めてですが、さすがの表現力(しかもマイスターの調整済み)でこれを見てしまうともう液晶には戻れない逸品です。特にAionさん持参したバレエは、すごみのある黒の中に官能的なバレリーナが舞う、いかにもAionさん好みの映像でした。


もちろんテレビの音声もSD05と大山さんのSPでエキセントリックなところのない聞き疲れしないサウンドで、これは毎晩見ながら寝てしまうのがよく分かる完成されたシステムでした。うちも早く導入したいです。


今回のお誘いは「アナログ」ということで、メインルームに移動しました。前回、といってももう5年くらい前でしょうか、と違ってトロヴァドール + サブウーファーのシステムが部屋の真ん中にセッティングされています。このシステムは横浜のMさんのオープニングパーティーで聞いていましたが、その驚異的な音場構成能力にびっくりした覚えがあります。


今回はそれ以上に進化したサウンドを体験しました。いきなり50年前の越路吹雪で始まります。昔でもアナログでもこれだけ音が入っていたのかとびっくりさせられる、いい音です。



いくつか聞いて本題のテレサ・テン!


これはもうGRFさんの愛、としか言いようがありません。じっくりと音も愛情もお聞かせいただきました。当時出したくても出せなかったものが現代の機器によって表現することが出来るようになったということですが、あの広い部屋を埋め尽くす音の洪水、しかし全く破綻することのない理詰めの構成力、そしてオーディオ的な快感も十分あり、何より楽しそうに語るGRFさんをみてこちらも良い感じになってしまいました。


以前は少し抑圧された知のほうが情よりも勝った音の記憶がありましたが、ボリュームも小さかったです、僭越ながら比べれば今回のほうがずっと私好みで「JBLオーナーにも受けいれられる音でしょう」という言葉が印象的でした。


その後はデジタルもお聞かせただいたのですが、これは皆様にお伝えすることなく私の中で育てたいと思います。さあどうしましょうか!


GRFさんまたよろしくお願いします。 うちにもワイン飲みにきて下さい(笑)



アレキサンドライト




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ありがとうございます。五年ぶりだと変化が大きすぎるかもしれませんね。でも、この音が出始めたのは、この半年です。デジタル側の新しい音は、まだ二週間ぐらいなのです。その変化の大きさに一番驚いているのは自分自身かもしれません。まだ、気になるところはあるのですが、少しずつ変えていくしかありません。歩む方向が定まってくれば、あとはゆっくりと歩を進めるだけです。


思えば、50年以上よく続けてきたと思います。50年前の実況録音盤を聴いて、ようやく収録されたときの音場が出てきたのだと思います。嬉しいですね。


さて、この半年間、アナログレコードの音を皆さんに聴いていただいてきましたが、これでしばらくお休みです。しばらくは、まだまだ聴き切れていないレコードを聴く、孤独な、でもとても充実した日々が始まります。いい音のレコードを発見したら、お知らせしたいですね。













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