英国ColumbiaのSAXシリーズを長年集めてきましたが、Klempererがすべて終わってからは、何だか目標を失ったようで、レコード収集も一息ついていました。SAXのシリーズでは、SzellとCluytensがまだ少し残っています。そのCluytens収集の最大の難関が、一枚だけ残ったラヴェルの管弦楽集の第一集でした。
これは発売当初は四枚組のアルバムでした。番号はSAX2476~79です。この四枚セットは現在もっとも手に入りにくいレコードの一つですね。何年か前に、英国のTESTAMENTから再発盤も出ました。でも、初版盤とは空気感が違うのです。密度感で言えば再発盤の方がつまっている感じはするのですが、それは、CD的な響きです。初期盤のレコードが醸し出す空間は、SACDでも難しく、DSDの5.6MHzでようやくでて来る世界です。
このオリジナルの四枚組は、オークション出でてくれば、相当な価格がついてきます。その後、この四枚が分配されたのが、今回ようやく完了したシリーズです。第一集は、ダフニスとクロエです。私自身、一番良く聴くアルバムは、ラプソディー・エスパニョールとラ・ヴァルス、ボレロが入っている第二集ですね。その意味もあって、順番が後回しになり、そのうち価格が高騰して手に入りにくくなりました。最近では、Ebayでもなかなか出てこなくなりました。普通に聴くのではTESTAMENT盤でも充分ですから。私自身もいつもはCDを聴いています。それは昔出ていたシリーズです。最近のマスター盤は、そのテスタメントと同じ音がします。
先日意を決して、このアルバムを入手しに行きました。この四枚の写真を撮れるまで、二十年以上も掛かったことになります。レコード収集は本当に息の長い趣味です。
これは発売当初は四枚組のアルバムでした。番号はSAX2476~79です。この四枚セットは現在もっとも手に入りにくいレコードの一つですね。何年か前に、英国のTESTAMENTから再発盤も出ました。でも、初版盤とは空気感が違うのです。密度感で言えば再発盤の方がつまっている感じはするのですが、それは、CD的な響きです。初期盤のレコードが醸し出す空間は、SACDでも難しく、DSDの5.6MHzでようやくでて来る世界です。
このオリジナルの四枚組は、オークション出でてくれば、相当な価格がついてきます。その後、この四枚が分配されたのが、今回ようやく完了したシリーズです。第一集は、ダフニスとクロエです。私自身、一番良く聴くアルバムは、ラプソディー・エスパニョールとラ・ヴァルス、ボレロが入っている第二集ですね。その意味もあって、順番が後回しになり、そのうち価格が高騰して手に入りにくくなりました。最近では、Ebayでもなかなか出てこなくなりました。普通に聴くのではTESTAMENT盤でも充分ですから。私自身もいつもはCDを聴いています。それは昔出ていたシリーズです。最近のマスター盤は、そのテスタメントと同じ音がします。
先日意を決して、このアルバムを入手しに行きました。この四枚の写真を撮れるまで、二十年以上も掛かったことになります。レコード収集は本当に息の長い趣味です。