熱中して、PCオーディオの実験をやっていたら、もう、夕方になっていました。本当に、一日がたつのが早くて困ります。それも、もう七時になります。日が長くなりました。そこに携帯にSMSのメールが来ました。見るとベルウッドさんです。いま、OFF会が終わって、日本酒をこれからのみに行くけど、来ないかとのお誘い。一も、二もなく、勿論と答えてから、朝から寝間着のまま、熱中していたのにようやく気がつきました。誰も来ない休日の特権ですね。
急ぎ、ひげを当たり、熱いシャワーを浴びて、いそいそと、待ち合わせ場所に向かいました。場所は解りにくいところだと、急行中のタクシーに電話。青梅街道を中野新橋の方へ曲がったところでしたが、案の定行きすぎて、歩いてワンブロック戻りました。お店に入ると、カウンターには、もう、大分出来上がっているベルウッドさんと、はじめてお会いするKYLYNさん、そして、造り酒屋の杜氏をされているHさんが待っていました。皆さん、オフ会からのかえりに、杜氏のHさんがお薦めの日本酒を飲ませるお店に来たようです。
お店の品書きを見ると、福井のローカルなお酒が一番上に有るではありませんか。実は、福井の大野のこの酒造は、私のお祖母ちゃんの実家なのです。もっとも、祖母ちゃんは二十五年ぐらい前に94歳で亡くなりました。東京に嫁いてきたのは、大正の終わりの頃ですから、もう、90年以上も前の話です。実家の造り酒屋も三代替わり、先代の時代は、行き来がありましたが、現在はすっかりご無沙汰しています。居あわせた皆さんに、その事をお話しすると、
じぇじぇじぇ!
何という奇遇でしょう。その杜氏の方は、その造り酒屋の杜氏だったのです。
驚きましたね〜。
私も驚きましたが、その杜氏さんが一番驚かれたことと思います。先代の当主。ご隠居さんの名前を出して、確認し合いました。さあ、そうなると、早速、杜氏のお薦めのその蔵元のお酒を頂くことになりました。最初は、店主のお薦めの山廃からです。味が濃く、度数もいくぶんか高く18度ぐらいでしょうか、山廃としての特徴はありますが、かなり洗練されています。
私がよく飲んでた頃の杜氏は、先々代の親方だったそうです。いつもは、もちろん福井に居られるのですが、今日は上京して、オーディオと自分の作ったお酒を置いていただいているお店を訪ねているそうです。二杯目は、他の銘柄の発砲系の爽やかなタイプを飲んで、三杯目に、また杜氏さんが作られた違うタイプのお酒に戻りました。これはうまかったです。皆さんは、古酒にも挑戦。これはワイングラスで飲むお酒ですね。
私に会う、三時間前から、皆さんは飲まれていて、ベルウッドさんも、めずらしく相当回ってきました。お隣に座ったアメリカ人、もっとも、日本に20年にて日本語はべらべらなのですが、その彼に、しきりに英語で話しかけていました。しかし、酔っ払っているので、思考が日本語ですから、翻訳のスピードがだんだん遅くなっていき、いよいよ回ってきたなと解りました(笑)。
そこで、ここであったが百年目と、KYLYNさんと杜氏のHさんにお声をかけました。Hさんは、まだ営業中なので、残念ながら行かれないとの事でした。そこで、KYLYNさんとベルウッドさんをタクシーに乗せて拉致したのですが、ベルウッドさんは、相当回っていたので、途中の地下鉄の駅で降ろしました。あのご様子で無事に帰れたのでしょうか。勢いで、どこかでもう一軒というパターンですね(爆)。
さて、タクシーで拉致してきたKYLYNさんですが、本来なら、平行法の奇跡のT4をお聞かせすればいいのですが、折角、苦労してユニット交換したばかりのR.GRFが鳴っているので、それをお聞かせしました。音量は先ほどと同じなのですが、夜になった所為か、はたまた酔っ払っている所為か、音が大きく感じました。委細構わず。そのままお聞き頂くことになりました。KYLYNさんは部屋の構造等に大変興味がお有りで、しきりに床を拳で叩いていました。家の床は花梨なので、余り叩くと拳を痛めます(笑)。床はがっちり、天井は吸音が私の部屋の仕組みです。ついでに言えば、壁は天井とも床からも浮いています。下地は、等間隔ではなくランダムに配置しています。大工がいやがったので、私が適当に線を引きました。おかげで、どこを叩いても違う音がします。
今後オーディオルームを作られる方の参考になればいいのですが、スタジオ形式の、吸音と反射が交互に来るタイプでは、良い音を聴いたことが有りません。部屋はあまり密閉してはいけないのです。などと能書きをたれながら、一時間半ほどお茶を飲みながら聴いていただきましたが、二人とも、相当酔っ払っていますから、KYLYNさんのご感想は、次回素面で来られた時までお待ちします(笑)。
楽しい夜になりました。ベルウッドさん、お誘いありがとう!でも、心配だな〜・・・
急ぎ、ひげを当たり、熱いシャワーを浴びて、いそいそと、待ち合わせ場所に向かいました。場所は解りにくいところだと、急行中のタクシーに電話。青梅街道を中野新橋の方へ曲がったところでしたが、案の定行きすぎて、歩いてワンブロック戻りました。お店に入ると、カウンターには、もう、大分出来上がっているベルウッドさんと、はじめてお会いするKYLYNさん、そして、造り酒屋の杜氏をされているHさんが待っていました。皆さん、オフ会からのかえりに、杜氏のHさんがお薦めの日本酒を飲ませるお店に来たようです。
お店の品書きを見ると、福井のローカルなお酒が一番上に有るではありませんか。実は、福井の大野のこの酒造は、私のお祖母ちゃんの実家なのです。もっとも、祖母ちゃんは二十五年ぐらい前に94歳で亡くなりました。東京に嫁いてきたのは、大正の終わりの頃ですから、もう、90年以上も前の話です。実家の造り酒屋も三代替わり、先代の時代は、行き来がありましたが、現在はすっかりご無沙汰しています。居あわせた皆さんに、その事をお話しすると、
じぇじぇじぇ!
何という奇遇でしょう。その杜氏の方は、その造り酒屋の杜氏だったのです。
驚きましたね〜。
私も驚きましたが、その杜氏さんが一番驚かれたことと思います。先代の当主。ご隠居さんの名前を出して、確認し合いました。さあ、そうなると、早速、杜氏のお薦めのその蔵元のお酒を頂くことになりました。最初は、店主のお薦めの山廃からです。味が濃く、度数もいくぶんか高く18度ぐらいでしょうか、山廃としての特徴はありますが、かなり洗練されています。
私がよく飲んでた頃の杜氏は、先々代の親方だったそうです。いつもは、もちろん福井に居られるのですが、今日は上京して、オーディオと自分の作ったお酒を置いていただいているお店を訪ねているそうです。二杯目は、他の銘柄の発砲系の爽やかなタイプを飲んで、三杯目に、また杜氏さんが作られた違うタイプのお酒に戻りました。これはうまかったです。皆さんは、古酒にも挑戦。これはワイングラスで飲むお酒ですね。
私に会う、三時間前から、皆さんは飲まれていて、ベルウッドさんも、めずらしく相当回ってきました。お隣に座ったアメリカ人、もっとも、日本に20年にて日本語はべらべらなのですが、その彼に、しきりに英語で話しかけていました。しかし、酔っ払っているので、思考が日本語ですから、翻訳のスピードがだんだん遅くなっていき、いよいよ回ってきたなと解りました(笑)。
そこで、ここであったが百年目と、KYLYNさんと杜氏のHさんにお声をかけました。Hさんは、まだ営業中なので、残念ながら行かれないとの事でした。そこで、KYLYNさんとベルウッドさんをタクシーに乗せて拉致したのですが、ベルウッドさんは、相当回っていたので、途中の地下鉄の駅で降ろしました。あのご様子で無事に帰れたのでしょうか。勢いで、どこかでもう一軒というパターンですね(爆)。
さて、タクシーで拉致してきたKYLYNさんですが、本来なら、平行法の奇跡のT4をお聞かせすればいいのですが、折角、苦労してユニット交換したばかりのR.GRFが鳴っているので、それをお聞かせしました。音量は先ほどと同じなのですが、夜になった所為か、はたまた酔っ払っている所為か、音が大きく感じました。委細構わず。そのままお聞き頂くことになりました。KYLYNさんは部屋の構造等に大変興味がお有りで、しきりに床を拳で叩いていました。家の床は花梨なので、余り叩くと拳を痛めます(笑)。床はがっちり、天井は吸音が私の部屋の仕組みです。ついでに言えば、壁は天井とも床からも浮いています。下地は、等間隔ではなくランダムに配置しています。大工がいやがったので、私が適当に線を引きました。おかげで、どこを叩いても違う音がします。
今後オーディオルームを作られる方の参考になればいいのですが、スタジオ形式の、吸音と反射が交互に来るタイプでは、良い音を聴いたことが有りません。部屋はあまり密閉してはいけないのです。などと能書きをたれながら、一時間半ほどお茶を飲みながら聴いていただきましたが、二人とも、相当酔っ払っていますから、KYLYNさんのご感想は、次回素面で来られた時までお待ちします(笑)。
楽しい夜になりました。ベルウッドさん、お誘いありがとう!でも、心配だな〜・・・