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Channel: GRFのある部屋
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首が凝って

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仕事柄、車で出かけるとき以外は、デスクワークが多くなります。それもほとんど、コンピュータを使っていることが多く、必然的に眼を酷使しています。その負担が、あたまを支える首に来て、肩が張ってくるのです。我慢の限界まで来ないと、なかなか手入れをしない困った性格ですが、こればっかりは仕方がありません。昨日は、どうしても我慢できずにチューバホーンさんに整体で行きました。相当、悪かったようで、治療する方も汗をかくほど荒療治を施していただき、とても痛かったのですが、おかげですっきりしました。

わたしが最後の客だったので、その後は我が家に拉致してきて、昨日のR.GRFを聴きに来て貰いました。地獄耳の持ち主のチューバホーンさんは、即座に交換したのは左側でしょうと言われました。左側の方が、まだ緊張していると言われました。そういえば、オーディオと共通点があるかもしれません。今日の治療は、右の肩が緊張していたのですが、治療を施したのは、主に左側でした。そちらの緊張をとくと必然的にバランスがよくなるそうです。SPの調整も、反対側を動かせば上手くいきます。面白いですね。

聴いている内に微妙なアンバランスが気になり、反対側のSPを調整して音場を整えました、聴かれていたチューバホーンさんもうなずかれていたので、ツボにはまったのでしょう(笑)。しかし、この後方の位置で、R.GRFを鳴らすには、後ろのスペースが少し窮屈です。すぐ後ろには、C.GRFとデコラが鎮座しているからです。R.GRFをもっとのびのびと鳴らすには、ハートレーと同じ様な、部屋の横配置の方が、SPの空間をたっぷりとれて、良いのかもしれないと思いました。ちょうど、チューバホーンさんが最近、オークションで落とされた、我が家での定番のシューベルトの九番を比較して見ました。CDは、アナログで信号を読んでいるので、毎回音も違うのですが、同じ西独製のCDでもかなり音の違いを発見しました。チューバホーンさんの盤探しの旅もつづくようです。

ここで、久しぶりにこの部屋の主であるコーナーGRFを鳴らしてみることにしました。家のSPは堅い床に直置きなので、移動するときやSPの微調整は簡単に出来ます。あっという間に片付けて、試聴です。GRFの聞き慣れた音がしてきました。コーナーを使って部屋を目一杯大きく使っています。その為、オーケストラに包まれるような空間が出現するのです。アナログレコードも聴いてみました。やはり部屋とのマッチングですね。R.GRFもコーナー型やハートレーの様に、間隔を5mぐらい離すとスケール感が出るでしょう。楽しみが出来ました。

気がつくと、コンビニで買ってきた安ワインも開けてしまい、隣の部屋に移り、こちらも昨日の実験したDSDコンバーターを聴いていただくことになりました。違いはありますが、一気に現代的な音になったので、どれも皆よく聞こえます(笑)。ちょうど、そこに、おにぎりの差し入れが来たので、比較は止めて、emm本来の音を聴いてもらうことにしました。CDとSACDとの差がほとんど無いのは、どちらの信号も5.6MHzのワンビットに変換しているからでしょう。ジッタの影響がなくなり、外部クロックなどに頼らなくても済みます。これが本来の姿なのです。チューバホーンさんも久しぶりに聴かれて、だいぶエージングが進んで、良く鳴ったと言ってくれました。

それにしても、ユニコーンはユニークなSPです。この六畳強の部屋で、全く部屋の大きさの影響を受けないのですから。調整はSPの間隔だけです。その間隔は部屋の大きさから決まります。左右のユニコーンの間に、異次元の空間が出現してコンサートホールを上から覗くように味わえるのです。

気がつけば、十時半を回っていました。あっという間の三時間でしたが、いろいろ解ったことも多く楽しめました。お疲れのところありがとうございました。

  今朝のGRFの部屋です。何ごともなかったようにいつもの姿を見せていますね。





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