こちらの、別嬪さんは、落ち着いて待っていてくれています。最近は、この部屋で仕事の資料を作ったり、このブログを書いている時間は、ほとんどいます。だからといって、仕事の場合は、音楽を聴きながらということはありません。この記事を書いているときは、いろいろなCDを探してきて、万遍なく掛けるようにしています。何を掛けても、安心して聴けるのが、このユニコーンの素晴らしいところです。たった一つのユニットで40〜22000Hzまでのレンジをカバーしています。何が素晴らしいかと言えば、シングルコーンですから、音の差がありません。キャビネットが乾燥して、ユニットのエージングが進んでくると、当初は、ユニットの付け根あたりから聞こえていた音が、キャビネットの中央まで降りてくることです。あたかも、そこに今一つのSPが入っているように聞こえます。
それは不思議な光景で、和室を訪れた方で、初めてユニコーンを聴かれる方は、必ず、どこにウーハーが入っているのですかと訊かれます。それほど深い低音まで聞こえるのです。グランカッサの重く響く低音が聞こえてくるのですから、無理もありませんね。でも、休みの朝に聴くのは、ハープやヴァイオリン、ピアノとうの単独の楽器かデュエットまでの簡単な楽器構成の曲にしています。そのほうが、思いが深まるからです。また、大編成の曲は、隣の大きな装置で聴いている所為でもあります。
ハープという楽器は、ピアノの鍵盤を直にはじいているような楽器ですから、大変音域が広い楽器です。低音部の太い弦をはじくと、とても深く太い音がします。マーラーの交響曲やロシア系の管弦楽器の中でよく使われていますし、バレー音楽では欠かせません。その音が、上の写真だと、ちょうどアンプのあるあたりの下の方から聞こえてくるのが、不思議です。
休みの朝の音楽と言えば、エリー・アメリングのセレナータというアルバムも落ち着いた曲ばかりで、こころが洗われます。このアルバムは世界中の曲を集めて歌っているめずらしいアルバムです。彼女の多才さと凛とした佇まいを感じることができます。
そして、忙しい週が無事に過ぎたとき、ホッとして聴くのがぺぺ・ロメオの柔らかいギターの調べです。ガットギターの柔らかで繊細な響きが、ほどよい残響の中で浮かび上がります。CDがでた最初期のアルバムですから、32年間聴いていることになります。CD出現当初は、LPに比べ音が悪いと相当非難されたCDですが、現在の技術でこれらの創生期のCDを聴くと如何にアナログな響きで入っているか解ります。
これら一連のPHILIPS初期のCDは薄い水色をしており、現在ではプレミアが付いて取り扱われています。PHILIPSに限らず、CDの番号の若い40〜42万番台のハノーバー製のCDは皆暖かい音がします。そのハノーバー工場で作られたCDは、PHILIPSも、DGGも、そしてDECCAも同じ通し番号なのをご存じですか?1987年の東西ドイツの統一前に作られたCDには、Made in W. Germany と書かれています。家のCD34と同じで、ADやDAコンバーターがチップ化される前に作られた初期のコンバーターでじっくりと作られたCDの音が良いですね。
それは、Klempeler等のEMIの盤にも言えます。ARTやOriginal Bitになる前にでたCDなら、装置を追い込めば相当な音がします。でも、装置では、元の音源の音までは換えられません。新たに自分の音を創造されるのなら別ですが。その意味で、本当の音が入っているCDを探すのも、レコード収集に似た楽しみです。
それは不思議な光景で、和室を訪れた方で、初めてユニコーンを聴かれる方は、必ず、どこにウーハーが入っているのですかと訊かれます。それほど深い低音まで聞こえるのです。グランカッサの重く響く低音が聞こえてくるのですから、無理もありませんね。でも、休みの朝に聴くのは、ハープやヴァイオリン、ピアノとうの単独の楽器かデュエットまでの簡単な楽器構成の曲にしています。そのほうが、思いが深まるからです。また、大編成の曲は、隣の大きな装置で聴いている所為でもあります。
ハープという楽器は、ピアノの鍵盤を直にはじいているような楽器ですから、大変音域が広い楽器です。低音部の太い弦をはじくと、とても深く太い音がします。マーラーの交響曲やロシア系の管弦楽器の中でよく使われていますし、バレー音楽では欠かせません。その音が、上の写真だと、ちょうどアンプのあるあたりの下の方から聞こえてくるのが、不思議です。
休みの朝の音楽と言えば、エリー・アメリングのセレナータというアルバムも落ち着いた曲ばかりで、こころが洗われます。このアルバムは世界中の曲を集めて歌っているめずらしいアルバムです。彼女の多才さと凛とした佇まいを感じることができます。
そして、忙しい週が無事に過ぎたとき、ホッとして聴くのがぺぺ・ロメオの柔らかいギターの調べです。ガットギターの柔らかで繊細な響きが、ほどよい残響の中で浮かび上がります。CDがでた最初期のアルバムですから、32年間聴いていることになります。CD出現当初は、LPに比べ音が悪いと相当非難されたCDですが、現在の技術でこれらの創生期のCDを聴くと如何にアナログな響きで入っているか解ります。
これら一連のPHILIPS初期のCDは薄い水色をしており、現在ではプレミアが付いて取り扱われています。PHILIPSに限らず、CDの番号の若い40〜42万番台のハノーバー製のCDは皆暖かい音がします。そのハノーバー工場で作られたCDは、PHILIPSも、DGGも、そしてDECCAも同じ通し番号なのをご存じですか?1987年の東西ドイツの統一前に作られたCDには、Made in W. Germany と書かれています。家のCD34と同じで、ADやDAコンバーターがチップ化される前に作られた初期のコンバーターでじっくりと作られたCDの音が良いですね。
それは、Klempeler等のEMIの盤にも言えます。ARTやOriginal Bitになる前にでたCDなら、装置を追い込めば相当な音がします。でも、装置では、元の音源の音までは換えられません。新たに自分の音を創造されるのなら別ですが。その意味で、本当の音が入っているCDを探すのも、レコード収集に似た楽しみです。