先週、雪の中を新潟まで遠征した折り、ベルウッドさんからお聞きしたチェンバロの演奏会を予約していただきました。
GRFさん お疲れさまでした。
3/9土曜日の石橋メモリアル曽根麻矢子リサイタルのチケットをゲットしました。全席自由@5Kです。 14:30開場ですが、やはり出来るだけ前方の良席で聴くにしくはなく、早めに入り口に並びたいので14:20現地集合といたしましょう。 よろしくお願いいたします。
ベルウッドさん
こうなると、その前日の
2013年3月8日(金) 19:00開演
オルガン・リサイタル
クラフト:ファンタジー「怒りの日」、死の舞踏トッカータ
ペッピング:BACHによる3つのフーガ
J.S. バッハ:前奏曲とフーガ BWV552、コラール「聖霊なる神よ」 BWV671 他
も面白そうですね。
GRF
GRFさん
こうなれば地獄の果てでもついて参りますよ(笑)。
当日券ねらいということでよろしいですよね。
ベルウッド
新潟から帰ってきて、すっかりオルガンの魅力にはまった私は、首都圏で開かれる演奏会をチェックしていたところ、早速、金曜日の夜に土曜の午後行くはずの石橋ホールで演奏会が開かれることを知りました。そこで、連チャンで有りますが、くだんのベルウッド氏に連絡したら、こうなったら地獄までご一緒しましょうと言われ、冗談が現実になりました。
前日が東南アジアの人だったし、先週は結局休み無しで動いているので、身体的にはつらかったのですが、気がつけば、中央線の快速に乗っていました。阿佐ヶ谷、高円寺は快速の動いている平日は、電車に飛び乗ると20分ぐらいで神田まで行けます。そこで、山手線に乗り換えて上野まではすぐです。問題はホームが工事中の神田駅と、人が多く階段もエスカレーターも大混雑の上野駅です。改装されて立体的になった上野駅は、ますます複雑になって行きます。目的の入谷口に降りるには、三回ほど階段を下りなくてはなりません。特に最後の階段は、4階分ぐらい有ります。降りきるとそこは昔の上野駅裏。相当きれいにはなっていますが、懐かしい感じです。
しかし、一年ぶりの石橋ホールまでは、結構な距離を歩かなくてはいけません。地下鉄銀座線の車庫の入り口をすぎると、昔と随分変わってしまったビルの中を歩きます。金曜日は、驚くほどの暑さで、汗びっしょり。そのまま、一番上の売店まだ上がり、冷たいビールを頂きました。一息ついてから会場に入ると、少し前の方の席に見慣れた後ろ姿がありました。
都響芸術劇場の専属オルガニストでもある、小林さんの演奏は破綻のない安定した演奏でした。プログラム的には、後半のバッハがやはり良いですね。音に連続性があります。驚いたのは、アシスタントの動きです。単なる譜めくりではなく、ストップを押したり引いたり、演奏のタイミングに合わせて右に行ったり左に行ったり大忙しです。演奏者は、弾くだけで精一杯ですから、アシスタントの人は重要な役割です。彼女も拍手を浴びても良いですね。
演奏後、近くの料理屋で乾杯をして、恒例の感想戦です。オルガンはホールの音がします。その意味で、新潟のコンサートホールのオルガンの魅力には敵わないと言うことになりました。新潟の演奏家の山本さんには華があると、今日の小林さんの後ろ姿を眺めていても余り面白くないということになりました。勿論、彼は上手いのですが(爆)。上野駅で反対方向の電車にのり、高円寺まで戻ってきてすぐタクシーに乗ったら、家まで45分ぐらいで戻れました。
翌日の土曜日は並ばなければならないので少し早くでました。でも、今日は休日なので、高円寺から行っても乗り換えがあります。結局、新高円寺から四谷に行き、四谷から快速で神田、上野と乗り継ぎました。昨日より10分ほど余計に掛かりました。今日の上野駅はそれほどは混まず、スムーズに構内は歩けました。石橋ホールに向かう道を曲がったら、目の前にスカイツリーが下まで見えました。絶好のポイントですね。ホールの北東の交差点からが迫力有ります。昨日は全く気がつきませんでした。
並んだ甲斐もあって一番前に座れました。チェンバロは近い方がやはり良く聞こえます。演奏の前に今日の曲目に関したレクチュアーを行いました。東大の先生で美学者だそうです。美学者という言葉を久しぶりに聴きました。話は脱線が多く、肝心なテーマが分かりません。長いな〜と思ったら、30分の予定が45分も話していたそうです。音楽を聴きに来たのに・・・。
しかし、演奏会のパンフレットに書かれていた石橋メモリアル館長船山信子先生の解説は大変為になりました。それを踏まえて休憩の時間にベルウッドさんから今日の曲目の奇妙な題名がサティのもっと奇妙な名前の元になったと言われて納得しました。フランス人は面白いです。でも、日本人固有の美意識と美学には何故か馴染まないものを感じるのは、私だけの偏見でしょうか。
休憩を挟んだ後半は今日のハイライトの「フランスのフォーリア、別名ドミノ」です。これは短い構成ながら、女性の一生を色に例えた描写で足早に通り過ぎていく曲です。面白かったですね。演奏の曽根さんもユーモア溢れる演奏でした。最後のラモーで競演した戸崎さんも落ち着いた音色で良かったです。二人の息もぴったりで、楽しい演奏会でした。二台のチェンバロの異なる響きが楽しめました。いつか、 ヨシザワさんのところで聴かせていただいた柔らかで太い音色を聴くことが出来ました。この戸崎さんの演奏会も聴いてみたいですね。
演奏その物はそんなに長い時間ではなかったのですが、レクチャーに疲れました。でも、外に出るとまだ五時過ぎ、春の宵の口です。それではと言うことになり、ブラブラと湯島の方まで歩きました。さすがに上野御徒町の辺りは人が多く、活況を取り戻していました。湯島のお目当ては地下鉄の駅のすぐ裏にあるバー「EST !」です。美味しい、マティーニとギムレット、そして、お薦めのウイスキーを頂いて、空きっ腹だったのでカクテル類が回り、酔っ払って電車で帰ってきました。
乗り換え等は間違いなく帰って来たし、南阿佐谷についてから、近所の美味しいラーメン屋さんで、食べたことも憶えているのですが、新宿駅に着くまでの経緯がよく思い出しません。空きっ腹にマティーニはやはり危険ですね(笑)。同じ量を飲んでいたベルウッドさんはどうだったのでしょうか?今週は、新潟にご一緒して都合三回も演奏会に足を運びました。ベルウッドはUNICORNさんとも紀尾井のホールの新人演奏会にも出かけておられるので一週間に都合4回ですね。ベイさん並です。
オーディオ的な意味でもオルガンやチェンバロの演奏会は皆面白かったのですが、ベルウッドさんとお酒を飲みながらの会話が楽しいのかもしれません。でも、強いお酒の一気飲みは残り少ない細胞の破壊に繋がるようで気をつけなければと思ってはいるのですよ(笑)。
リウーさんがコメントでご指摘の様にライムジュースはRoseでした。
GRFさん お疲れさまでした。
3/9土曜日の石橋メモリアル曽根麻矢子リサイタルのチケットをゲットしました。全席自由@5Kです。 14:30開場ですが、やはり出来るだけ前方の良席で聴くにしくはなく、早めに入り口に並びたいので14:20現地集合といたしましょう。 よろしくお願いいたします。
ベルウッドさん
こうなると、その前日の
2013年3月8日(金) 19:00開演
オルガン・リサイタル
クラフト:ファンタジー「怒りの日」、死の舞踏トッカータ
ペッピング:BACHによる3つのフーガ
J.S. バッハ:前奏曲とフーガ BWV552、コラール「聖霊なる神よ」 BWV671 他
も面白そうですね。
GRF
GRFさん
こうなれば地獄の果てでもついて参りますよ(笑)。
当日券ねらいということでよろしいですよね。
ベルウッド
新潟から帰ってきて、すっかりオルガンの魅力にはまった私は、首都圏で開かれる演奏会をチェックしていたところ、早速、金曜日の夜に土曜の午後行くはずの石橋ホールで演奏会が開かれることを知りました。そこで、連チャンで有りますが、くだんのベルウッド氏に連絡したら、こうなったら地獄までご一緒しましょうと言われ、冗談が現実になりました。
前日が東南アジアの人だったし、先週は結局休み無しで動いているので、身体的にはつらかったのですが、気がつけば、中央線の快速に乗っていました。阿佐ヶ谷、高円寺は快速の動いている平日は、電車に飛び乗ると20分ぐらいで神田まで行けます。そこで、山手線に乗り換えて上野まではすぐです。問題はホームが工事中の神田駅と、人が多く階段もエスカレーターも大混雑の上野駅です。改装されて立体的になった上野駅は、ますます複雑になって行きます。目的の入谷口に降りるには、三回ほど階段を下りなくてはなりません。特に最後の階段は、4階分ぐらい有ります。降りきるとそこは昔の上野駅裏。相当きれいにはなっていますが、懐かしい感じです。
しかし、一年ぶりの石橋ホールまでは、結構な距離を歩かなくてはいけません。地下鉄銀座線の車庫の入り口をすぎると、昔と随分変わってしまったビルの中を歩きます。金曜日は、驚くほどの暑さで、汗びっしょり。そのまま、一番上の売店まだ上がり、冷たいビールを頂きました。一息ついてから会場に入ると、少し前の方の席に見慣れた後ろ姿がありました。
都響芸術劇場の専属オルガニストでもある、小林さんの演奏は破綻のない安定した演奏でした。プログラム的には、後半のバッハがやはり良いですね。音に連続性があります。驚いたのは、アシスタントの動きです。単なる譜めくりではなく、ストップを押したり引いたり、演奏のタイミングに合わせて右に行ったり左に行ったり大忙しです。演奏者は、弾くだけで精一杯ですから、アシスタントの人は重要な役割です。彼女も拍手を浴びても良いですね。
演奏後、近くの料理屋で乾杯をして、恒例の感想戦です。オルガンはホールの音がします。その意味で、新潟のコンサートホールのオルガンの魅力には敵わないと言うことになりました。新潟の演奏家の山本さんには華があると、今日の小林さんの後ろ姿を眺めていても余り面白くないということになりました。勿論、彼は上手いのですが(爆)。上野駅で反対方向の電車にのり、高円寺まで戻ってきてすぐタクシーに乗ったら、家まで45分ぐらいで戻れました。
翌日の土曜日は並ばなければならないので少し早くでました。でも、今日は休日なので、高円寺から行っても乗り換えがあります。結局、新高円寺から四谷に行き、四谷から快速で神田、上野と乗り継ぎました。昨日より10分ほど余計に掛かりました。今日の上野駅はそれほどは混まず、スムーズに構内は歩けました。石橋ホールに向かう道を曲がったら、目の前にスカイツリーが下まで見えました。絶好のポイントですね。ホールの北東の交差点からが迫力有ります。昨日は全く気がつきませんでした。
並んだ甲斐もあって一番前に座れました。チェンバロは近い方がやはり良く聞こえます。演奏の前に今日の曲目に関したレクチュアーを行いました。東大の先生で美学者だそうです。美学者という言葉を久しぶりに聴きました。話は脱線が多く、肝心なテーマが分かりません。長いな〜と思ったら、30分の予定が45分も話していたそうです。音楽を聴きに来たのに・・・。
しかし、演奏会のパンフレットに書かれていた石橋メモリアル館長船山信子先生の解説は大変為になりました。それを踏まえて休憩の時間にベルウッドさんから今日の曲目の奇妙な題名がサティのもっと奇妙な名前の元になったと言われて納得しました。フランス人は面白いです。でも、日本人固有の美意識と美学には何故か馴染まないものを感じるのは、私だけの偏見でしょうか。
休憩を挟んだ後半は今日のハイライトの「フランスのフォーリア、別名ドミノ」です。これは短い構成ながら、女性の一生を色に例えた描写で足早に通り過ぎていく曲です。面白かったですね。演奏の曽根さんもユーモア溢れる演奏でした。最後のラモーで競演した戸崎さんも落ち着いた音色で良かったです。二人の息もぴったりで、楽しい演奏会でした。二台のチェンバロの異なる響きが楽しめました。いつか、 ヨシザワさんのところで聴かせていただいた柔らかで太い音色を聴くことが出来ました。この戸崎さんの演奏会も聴いてみたいですね。
演奏その物はそんなに長い時間ではなかったのですが、レクチャーに疲れました。でも、外に出るとまだ五時過ぎ、春の宵の口です。それではと言うことになり、ブラブラと湯島の方まで歩きました。さすがに上野御徒町の辺りは人が多く、活況を取り戻していました。湯島のお目当ては地下鉄の駅のすぐ裏にあるバー「EST !」です。美味しい、マティーニとギムレット、そして、お薦めのウイスキーを頂いて、空きっ腹だったのでカクテル類が回り、酔っ払って電車で帰ってきました。
乗り換え等は間違いなく帰って来たし、南阿佐谷についてから、近所の美味しいラーメン屋さんで、食べたことも憶えているのですが、新宿駅に着くまでの経緯がよく思い出しません。空きっ腹にマティーニはやはり危険ですね(笑)。同じ量を飲んでいたベルウッドさんはどうだったのでしょうか?今週は、新潟にご一緒して都合三回も演奏会に足を運びました。ベルウッドはUNICORNさんとも紀尾井のホールの新人演奏会にも出かけておられるので一週間に都合4回ですね。ベイさん並です。
オーディオ的な意味でもオルガンやチェンバロの演奏会は皆面白かったのですが、ベルウッドさんとお酒を飲みながらの会話が楽しいのかもしれません。でも、強いお酒の一気飲みは残り少ない細胞の破壊に繋がるようで気をつけなければと思ってはいるのですよ(笑)。
リウーさんがコメントでご指摘の様にライムジュースはRoseでした。