14日の夜の地震は、滅多に見られない震度7を記録しましたが、震度は7を越したけど、地震の規模を示すマグニチュードは6.4で、被害の範囲も熊本市の東側に限定されていて、震源地から少し離れていれば、それほどの被害ではなかったのです。金曜日の朝、現地からの情報を得ると、周辺の工場では、翌日から動き出す体制でした。ところが、翌日の未明のM7.3の地震は、規模がまったく違い、熊本だけではなく九州全体にも大きな影響を与えました。前日までは、操業可能だった工場も、この地震でダメージを受けてほとんどが、操業不能になったのです。
今回の地震は、今までに無いパターンだそうです。通常は本震が発生して、余震はあるがだんだんと収まっていくのですが、今回は、最初の地震が引き金になって周辺の活断層に次から次へと、ドミノ倒しのように影響が拡がっているようです。もともと、地溝帯で活断層が集中していたのです。それが次々と破壊をはじめているわけです。熊本は、四つの地盤が交差している地点です。北九州と南九州の狭間で、その地溝帯に堆積物が積もって出来た平原です。今回の地震は、その中央構造線上に起こったものです。大分へと飛び火したのは、大変おおきな出来事で、四国側に拡がらないことを祈るだけです。伊方原発と、反対側の南西方向にも、現在稼働している川内原発があるからです。大きな地震が起こる度に、原発は正常に動いていますというテロップが流れる事自体異常なのです。
16日未明のM7.3以降は避難所に人が飛躍的に集まるようになりました。夜、怖くて眠れないからです。40万人が来たそうです。その大人数に対応できる支援体制はできていませんでした。自治体職員だけで対応していたからです。しかし、援助物資の分配は経験のない自治体の職員に任せるのではなく、流通の専門家の応援を貰って迅速に行うべきです。仕分け自身を壊れた建物でやっていても間に合いません。そこにこそ、自衛隊の兵站の専門家が参加すべきだと思うのですが。破壊された熊本ではなく、福岡や久留米、佐賀で仕分けをして直接避難場所に送付すべきです。全員に公平は不可能です。援助物資はあとから余らしても何にもなりません。その時に、必要なもの惜しみなく投入するしかないのです。不平等を恐れて、タイミングを逸したのでは、何もならないからです。
少し前のことですが、関西に行くと、ほとんど東北には関心がないことに驚いたことがあります。神戸の地震でも、すぐ隣の大阪では、普通の生活を送っていました。今回の地震も、東京の人から見ると、遠い九州の事なのです。津波のように一過性のことではなく、断層破壊は、今も拡がっています。今夜にも思いも依らぬところへ飛び火するかも知れません。何時届くかわからない義援金より、今の支援が大切です。本来なら、今晩は、鹿児島で飲んでいるはずでした。15日の時点では、予定通り行くつもりでした。しかし、16日未明の本震は、すべてを破壊して、まだ進行中になっているのです。幸いにも飛行場は使えるようです。物資の輸送や人員の派遣に、動かなければなりません。
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今日は、その支援物資を、茅野の倉庫に取りに言ってきました。それをどの様にして送るかが、明日の課題です。確実にてもとまで届くにはと考えています。
今回の地震は、今までに無いパターンだそうです。通常は本震が発生して、余震はあるがだんだんと収まっていくのですが、今回は、最初の地震が引き金になって周辺の活断層に次から次へと、ドミノ倒しのように影響が拡がっているようです。もともと、地溝帯で活断層が集中していたのです。それが次々と破壊をはじめているわけです。熊本は、四つの地盤が交差している地点です。北九州と南九州の狭間で、その地溝帯に堆積物が積もって出来た平原です。今回の地震は、その中央構造線上に起こったものです。大分へと飛び火したのは、大変おおきな出来事で、四国側に拡がらないことを祈るだけです。伊方原発と、反対側の南西方向にも、現在稼働している川内原発があるからです。大きな地震が起こる度に、原発は正常に動いていますというテロップが流れる事自体異常なのです。
16日未明のM7.3以降は避難所に人が飛躍的に集まるようになりました。夜、怖くて眠れないからです。40万人が来たそうです。その大人数に対応できる支援体制はできていませんでした。自治体職員だけで対応していたからです。しかし、援助物資の分配は経験のない自治体の職員に任せるのではなく、流通の専門家の応援を貰って迅速に行うべきです。仕分け自身を壊れた建物でやっていても間に合いません。そこにこそ、自衛隊の兵站の専門家が参加すべきだと思うのですが。破壊された熊本ではなく、福岡や久留米、佐賀で仕分けをして直接避難場所に送付すべきです。全員に公平は不可能です。援助物資はあとから余らしても何にもなりません。その時に、必要なもの惜しみなく投入するしかないのです。不平等を恐れて、タイミングを逸したのでは、何もならないからです。
少し前のことですが、関西に行くと、ほとんど東北には関心がないことに驚いたことがあります。神戸の地震でも、すぐ隣の大阪では、普通の生活を送っていました。今回の地震も、東京の人から見ると、遠い九州の事なのです。津波のように一過性のことではなく、断層破壊は、今も拡がっています。今夜にも思いも依らぬところへ飛び火するかも知れません。何時届くかわからない義援金より、今の支援が大切です。本来なら、今晩は、鹿児島で飲んでいるはずでした。15日の時点では、予定通り行くつもりでした。しかし、16日未明の本震は、すべてを破壊して、まだ進行中になっているのです。幸いにも飛行場は使えるようです。物資の輸送や人員の派遣に、動かなければなりません。

今日は、その支援物資を、茅野の倉庫に取りに言ってきました。それをどの様にして送るかが、明日の課題です。確実にてもとまで届くにはと考えています。