去年の夏に、一年以上掛けて制作していたGerman Physiks-Troubadour 80 + PSD-TW3のシステムが完成しました。実験中も沢山の方々のご意見を頂戴して開発していきましたが、完成したシステムを聞いていただいた方々の感想記をまとめてみました。ご感想をお寄せいただいた方は24名でした。もちろん、一緒に開発してきた大山さんやHさんは何回も訪れていますし、ご近所のOさんも定点観測で何回も来ていただき感想をお聞きして開発の参考にしてきました。
1. H.Yさんが来られた晩に 本番品が
2. 日曜の朝は椀方さんが
3. 完成!Troubadour80+TW3/Hさん
4. Troubadour80+WFの感想/ベルウッドさん
5. T80+TW3の音/Oさん
6. Aionさんのご感想
7. Studer B-62/K.Oさん
8. トロバドールがある部屋/夜香さん
9. 思いの力 横浜のMさんのご感想
10. GRF邸訪問記 不思議な音響空間/K&Kさん
11. BOさんからも
12. チューバホーンさんのご感想 革命
13.「スピーカーの存在が消える音場感」/エビネンコさん
14. ニラさんとgenmiさん
15. kikiさんのご感想
16. 京都人さんのご感想
17. ロンドンからのびーさんが
18. 金曜日の夜は京都のKさんが
19. 土曜日はHenryさんが
20. 正月早々に レコードの音を/Hさん
21. 横浜のvafanさんのご感想
22. pat_mthny7205(shigy65)さんのご感想
23. 大山さんがよられて
24. レコード音のご感想 genmiさん
25. S.Tさんの「壺中の天」再訪記
皆さん、大変丁寧なご感想を書いていただきありがたく思っています。ユニコーンを導入してDDDユニットを使い始めてから、9年経ちましたが、Troubadourでの実験を始めたのは、二年半前に横浜のMさんのところで鳴った80の音に驚いてからです。ユニコーンの様にホーンロードが掛からないので中低域の音がより自在に感じられました。その80の音は、40を上下に二つ重ねての80では無く、深さや迫力が二乗した80に聞こえました。音のダイナミックレンジが80の方があります。リアリティが違いますね。
そして今回のTW3のウーファーの特徴としては、300Hz以下の低域を前後に放射していることです。TW2は46センチの口径を前向きに取り付け、その後ろに今ひとつ同じユニットを取り付けて、同相で駆動していますが、今回のTW3は前と後ろを同じ使用で仕上げて、SPの振動を呼吸球のように同相でならしています。すなわち前に動いたときは膨らみ、後ろに振動するときは知人でいる動きなのです。池に石を落としたときに360度の方向に波紋が広がるようにならしているのです。前後の二方向なのでその境目では逆相になりますが、150Hz以上の全音域は、上のDDDユニットが出していますので、ウーファーの境目はそれほど気になりません。それよりも、前にしかユニットが向いていないSPとの差は決定的で、前ばかりでは無くどの方向から聞いても自然な定位が出てきます。
去年の暮れに、Mola Molaのプリアンプ Makuaが導入されました。当初は、CDやSACDの音で調整していましたが、年末の古希・熟成の会ではじめてアナログレコードの音を披露しました。その前日に初めて聞いた音にはとても驚いたからです。年末から正月の間は、めずらしくブログも更新しないで、レコードの音の調整をしていました。今まで聴いた事の無い音でした。三日の日には連絡を受けたHさんがすぐに来てくれました。ようやくこの素晴らしい音のことを書けたのは、正月も4日の日でした。
そして、7日の日にはpar_mathnyさんと横浜のvafanが来られて聞いていただきました。そして、大山さんがよられて、二人で音の良さについて分析していました。S/N比の良さ、ダイナミックレンジの大きさ、低域の定位感、そして今まで聴いたことのない領域まで再現された低域です。そして、いつも聞いていた越路吹雪の実況録音盤に驚いたのです。オーディオでは無く音楽会の会場にワープするからです。そのような音場は、トロバドールの3次元の音場のemmのCDでは再現していました。でも、レコードが同じように30Hz以下の最低域をあのように再現するとは、思ってもいなかったのです。二人で驚きました。
その後、大阪のHartleyや茅野のESL57、そして和室のユニコーンを聞いて、普段聴いているステレオは二次元の音だと言うことを再認識しました。奥行きが出ていると言われるSPでも、前面だけに放射されているSPでは、奥行き感は出るのですが、2.5次元とでも言うのでしょうか、3次元の音とは違うのです。勿論、充分音楽は楽しめます。右左だけに展開している音では無く、高さも、低域も豊かになるのです。部屋が音に満ちあふれます。中央にいなくても音の定位は動かなくなります。でも、今実験しているような3次元の音場は出ません。3次元の音場では、位相の切り替えスイッチがついているアンプでは、音を瞬時に切り替えると音場が向こう側とこちら側へと瞬時に移ります。これは中央の一点に座って聞いている2.5次元では、その差は音の強弱だけで切り替わったのはわかるのですが、音場が移動するわけではありません。
いま、GRFのある部屋のアナログレコードで再現されている音は、3次元なのです。このトロバドールのSPが有るからレコードのライブ感が聴いたことの無い音場で再現されているのでしょう。2月に入ってきていただいた方々は、のびーさんとgenmiさんでした。都合、6名の方々が、皆さん一様に驚き、今まで聴いたことの無い音だと言っていただきました。誰が聴いてもその差は明らかに出るからです。予断を持たない方が楽しめると思います。オーディオを聴くのはなく、音楽会に行くつもりで来てください。懐疑心を捨てて、身をゆだねることです。ただ、今なっている音に満足されている方は、聴かない方が良いと思います。せっかくの心の安定を壊すことはないからです(爆)。この週末は、2015年に「壷中の天」と評していただいたS.Tさんにも来ていただきました。
五月の連休の時には、レコードによる音楽会を開いてご常連の皆様をお呼びしましょう。オーディオの会ではありません。演奏会を再現する形式でLPを二枚+α掛けます。夕方の開演ですね。その時までに、部屋の整理と整頓を進めなくてはなりません。機器の整理です。今年中には、すっきりさせるつもりです。
1. H.Yさんが来られた晩に 本番品が
2. 日曜の朝は椀方さんが
3. 完成!Troubadour80+TW3/Hさん
4. Troubadour80+WFの感想/ベルウッドさん
5. T80+TW3の音/Oさん
6. Aionさんのご感想
7. Studer B-62/K.Oさん
8. トロバドールがある部屋/夜香さん
9. 思いの力 横浜のMさんのご感想
10. GRF邸訪問記 不思議な音響空間/K&Kさん
11. BOさんからも
12. チューバホーンさんのご感想 革命
13.「スピーカーの存在が消える音場感」/エビネンコさん
14. ニラさんとgenmiさん
15. kikiさんのご感想
16. 京都人さんのご感想
17. ロンドンからのびーさんが
18. 金曜日の夜は京都のKさんが
19. 土曜日はHenryさんが
20. 正月早々に レコードの音を/Hさん
21. 横浜のvafanさんのご感想
22. pat_mthny7205(shigy65)さんのご感想
23. 大山さんがよられて
24. レコード音のご感想 genmiさん
25. S.Tさんの「壺中の天」再訪記
皆さん、大変丁寧なご感想を書いていただきありがたく思っています。ユニコーンを導入してDDDユニットを使い始めてから、9年経ちましたが、Troubadourでの実験を始めたのは、二年半前に横浜のMさんのところで鳴った80の音に驚いてからです。ユニコーンの様にホーンロードが掛からないので中低域の音がより自在に感じられました。その80の音は、40を上下に二つ重ねての80では無く、深さや迫力が二乗した80に聞こえました。音のダイナミックレンジが80の方があります。リアリティが違いますね。
そして今回のTW3のウーファーの特徴としては、300Hz以下の低域を前後に放射していることです。TW2は46センチの口径を前向きに取り付け、その後ろに今ひとつ同じユニットを取り付けて、同相で駆動していますが、今回のTW3は前と後ろを同じ使用で仕上げて、SPの振動を呼吸球のように同相でならしています。すなわち前に動いたときは膨らみ、後ろに振動するときは知人でいる動きなのです。池に石を落としたときに360度の方向に波紋が広がるようにならしているのです。前後の二方向なのでその境目では逆相になりますが、150Hz以上の全音域は、上のDDDユニットが出していますので、ウーファーの境目はそれほど気になりません。それよりも、前にしかユニットが向いていないSPとの差は決定的で、前ばかりでは無くどの方向から聞いても自然な定位が出てきます。
去年の暮れに、Mola Molaのプリアンプ Makuaが導入されました。当初は、CDやSACDの音で調整していましたが、年末の古希・熟成の会ではじめてアナログレコードの音を披露しました。その前日に初めて聞いた音にはとても驚いたからです。年末から正月の間は、めずらしくブログも更新しないで、レコードの音の調整をしていました。今まで聴いた事の無い音でした。三日の日には連絡を受けたHさんがすぐに来てくれました。ようやくこの素晴らしい音のことを書けたのは、正月も4日の日でした。
そして、7日の日にはpar_mathnyさんと横浜のvafanが来られて聞いていただきました。そして、大山さんがよられて、二人で音の良さについて分析していました。S/N比の良さ、ダイナミックレンジの大きさ、低域の定位感、そして今まで聴いたことのない領域まで再現された低域です。そして、いつも聞いていた越路吹雪の実況録音盤に驚いたのです。オーディオでは無く音楽会の会場にワープするからです。そのような音場は、トロバドールの3次元の音場のemmのCDでは再現していました。でも、レコードが同じように30Hz以下の最低域をあのように再現するとは、思ってもいなかったのです。二人で驚きました。
その後、大阪のHartleyや茅野のESL57、そして和室のユニコーンを聞いて、普段聴いているステレオは二次元の音だと言うことを再認識しました。奥行きが出ていると言われるSPでも、前面だけに放射されているSPでは、奥行き感は出るのですが、2.5次元とでも言うのでしょうか、3次元の音とは違うのです。勿論、充分音楽は楽しめます。右左だけに展開している音では無く、高さも、低域も豊かになるのです。部屋が音に満ちあふれます。中央にいなくても音の定位は動かなくなります。でも、今実験しているような3次元の音場は出ません。3次元の音場では、位相の切り替えスイッチがついているアンプでは、音を瞬時に切り替えると音場が向こう側とこちら側へと瞬時に移ります。これは中央の一点に座って聞いている2.5次元では、その差は音の強弱だけで切り替わったのはわかるのですが、音場が移動するわけではありません。
いま、GRFのある部屋のアナログレコードで再現されている音は、3次元なのです。このトロバドールのSPが有るからレコードのライブ感が聴いたことの無い音場で再現されているのでしょう。2月に入ってきていただいた方々は、のびーさんとgenmiさんでした。都合、6名の方々が、皆さん一様に驚き、今まで聴いたことの無い音だと言っていただきました。誰が聴いてもその差は明らかに出るからです。予断を持たない方が楽しめると思います。オーディオを聴くのはなく、音楽会に行くつもりで来てください。懐疑心を捨てて、身をゆだねることです。ただ、今なっている音に満足されている方は、聴かない方が良いと思います。せっかくの心の安定を壊すことはないからです(爆)。この週末は、2015年に「壷中の天」と評していただいたS.Tさんにも来ていただきました。
五月の連休の時には、レコードによる音楽会を開いてご常連の皆様をお呼びしましょう。オーディオの会ではありません。演奏会を再現する形式でLPを二枚+α掛けます。夕方の開演ですね。その時までに、部屋の整理と整頓を進めなくてはなりません。機器の整理です。今年中には、すっきりさせるつもりです。