毎日少しずつ時間を作って、デコラの微調整を行っています。真空管の組み合わせだけでも、四通り行いました。結果は、やはりMullardがデコラらしい音がするようです。一回、Telefunkenにしたところ、がらりと雰囲気が変わりました。音はいっぺんに現代的になります。でも、デコラ的ではなくなるのです。その検証を少しずつ行ってきました。現在、メインアンプのEF86/12AX7はGECにしてみました。高級な音になります。現在検証中です。
でも一番変わったのは、カートリッジです。当初は、マークⅡしかステレオレコードがかかりませんでした。
宝石箱に入った新しいマークⅢは、音が出なかったのです。これは残念でした。ffssのレンジを忠実に再現しているのは、このマークⅢだからです。水平方向と垂直方向のコンプライアンスが飛躍的に向上して、2グラムでほとんどのレコードがかかるようになったのです。ダイアモンドチップのマスも小さくなったのです。そして楕円針の採用も、マークⅡとは一線を期しています。それにより高域特性も改善されているのです。
修理に出すまで、新たなマークⅢを探さなければなりません。そのマークⅢを落札して、少し安心したのか、鳴らないカートリッジのどこが具合悪いのか調べるために、繋いで見ました。針圧の調整は、やはり別々に行わなければ駄目なようです。その調整で、カートリッジを抜き差ししていたら、何と左側の音が出たのです。そこで、接触が悪いだけかもしれないと、しっかりと根本まで差し込んだら、右側のSPがぷつりと音が出たのです。掛けてみると、少しは音がし始めました。しばらくそのままで、掛けていると、ホースが詰まった水のようにだんだん音がし始めたのです。そして、急に柔らかなマークⅡとはまったく違った、音がし始めたのです。
今までに聞いたことの無い音が鳴ってきました。現代的なカートリッジの音です。ベンツマイクロと勝負しても勝てそうな。驚きました。デコラの音がまったく変わって、でもと急の雰囲気は残しています。これは、今一度、A氏さんや(Y)さん、そして何よりもOさんにはお越し願わなくてなりませんね(笑)。
デッカ完成のお祝いに、(Y)さんからいただいた、Julie Londonの英国製EP盤。これが面白いように英国の音がするのです。
こうなると、マークIの音も是非聞き比べをしなければならなくなりました。楽しみが増えたのか、苦しみになるか、いずれにしても楽しみなのは変わりません。
宝石箱に入った新しいマークⅢは、音が出なかったのです。これは残念でした。ffssのレンジを忠実に再現しているのは、このマークⅢだからです。水平方向と垂直方向のコンプライアンスが飛躍的に向上して、2グラムでほとんどのレコードがかかるようになったのです。ダイアモンドチップのマスも小さくなったのです。そして楕円針の採用も、マークⅡとは一線を期しています。それにより高域特性も改善されているのです。
修理に出すまで、新たなマークⅢを探さなければなりません。そのマークⅢを落札して、少し安心したのか、鳴らないカートリッジのどこが具合悪いのか調べるために、繋いで見ました。針圧の調整は、やはり別々に行わなければ駄目なようです。その調整で、カートリッジを抜き差ししていたら、何と左側の音が出たのです。そこで、接触が悪いだけかもしれないと、しっかりと根本まで差し込んだら、右側のSPがぷつりと音が出たのです。掛けてみると、少しは音がし始めました。しばらくそのままで、掛けていると、ホースが詰まった水のようにだんだん音がし始めたのです。そして、急に柔らかなマークⅡとはまったく違った、音がし始めたのです。
今までに聞いたことの無い音が鳴ってきました。現代的なカートリッジの音です。ベンツマイクロと勝負しても勝てそうな。驚きました。デコラの音がまったく変わって、でもと急の雰囲気は残しています。これは、今一度、A氏さんや(Y)さん、そして何よりもOさんにはお越し願わなくてなりませんね(笑)。
こうなると、マークIの音も是非聞き比べをしなければならなくなりました。楽しみが増えたのか、苦しみになるか、いずれにしても楽しみなのは変わりません。