冷たい雨の中、駅で列車を待っていたときは、10度を切っていたのでしょう。地元の人が今日は寒いといっていました。冬のズボンを履いていてちょうど良かったです。千歳行きの特急は、冷たい雨の中をひた走っています。窓の外はもう紅葉を始めた木々が色とりどりになっています。雨でなければもっと鮮やかな色が見えたことでしょう。空港に着くと、乗る飛行機は到着が遅れていて、出発の窓口で、ひとつ前の便に変えてもらいました。この時間帯はまだ空席があるようです。
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羽田に着いて長い廊下を歩いていると厚手の下着と冬物のズボンは流石に暑く、急ぎ暗い駐車場で薄手のズボンと下着に履き替えました。東京も雨です。これから台風の周りを飛び越えて行かなければなりません。国内線の駐車場をでて、雨に煙る周回道路をほぼ一周して、飛行場の下をくぐり抜け、国際線の駐車場に車を乗り入れました。こちらはほぼ満車の状態です。景気は良くなってきたのでしょうか?
一便早い便で来れたので、静かな国際線のロビーで時間待ちです。千歳で買った大沢在昌の本に没頭し始めました。彼の本はプロットの構成と息もつけ無い展開。登場人物の生々しさ、悪人達の活き活きとしている様、官僚達のずるがしこさがいつも光るピカレスク小説です。がらがらだった待合室が時間が来ると一杯になっていました。羽田の国際便は、便利性から時間のない人に使われているのでしょう。タクシングでは順番待ちで待たされました。強い雨の中を飛び立った飛行機は、厚い雲を抜けてようやく、夕方の雲の上にでました。台風の雲が押し寄せています。
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やはり、途中は揺れました。夕方五時近くに発った飛行機は、日本時間の九時過ぎに香港国際空港に着きました。現地時間では八時過ぎです。通関や荷物を取るのに、小一時間、高速電車で九龍駅に着いてから、ホテルを回るバスに乗り、運悪く最終ストップが予約してあったホテルだったので、ホテルに着く頃には、10時を回っていました。さすがに小腹が空いたので、ホテルの傍の麺屋で、雲呑麺を頼みました。雲呑麺と行ってもこちらの雲呑は、シュウマイを雲呑の皮で包んであります。麺は乾麺で、インスタントラーメンが普及する前に良く使っていた細めの乾麺です。揚げると堅焼きそばになるタイプですね。もう、遅いので、これで今日の食事は終わりです。
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次の朝は、近くにあるmust goのお粥やさんです。香港$35~$150まで並んでいます。$120で高いのですが、鮑のお粥に挑戦です。大きな乾燥鮑が二切れ入っていました。後で、地元の人にきくとこれらの鮑はメキシコやオーストラリアから輸入されるそうです。お粥一杯に$120も出せるのは、アバロンキングだと散々からかわれました。
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昼は、研修会での三文治(サンドイッチ)とコーラでした。夜は、地元の人が行く満員の中華料理屋。広東語が大きな声で飛び交っていました。広東料理はあっさり系で日本人の口にも良く合います。緑の野菜の炒め物、牛の炒め物、豚の足、伊勢エビのクリームシチュー風、今まで隣の水槽で活きていた大きな魚の蒸し物。六人でしたが、こんなに食べられません。中華料理は必ず食べられないほど頼み、残します。私のような戦後の飢えの中で育った世代では、罪悪感があって堪りません。残りは最小限にと頼んで頂きましたが、それでもかなりの量が残ってしまいました。
夜に大量に食べてしまうと、さすがに朝は軽く珈琲屋です。昼も野菜の三文治で、夜に備えます(笑い)。でも、今夜は、人気の麺屋です。雲呑麺も勿論あります。水餃子と牛の炒め物と、豚足、緑の野菜の蒸し物です。軽くて良かったです。
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それから近くのデザート専門店い行きました。もの凄い人です。キッチンの中でも10人以上の人が働いています。私は、温かい杏仁のスープです。ほんのりと甘く、良かったですね。
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この様に今回は、香港の庶民的な料理をいただきました。よそ行きの食事ではなく、日常の生活が垣間見えて懐も気持ちも楽になります。

羽田に着いて長い廊下を歩いていると厚手の下着と冬物のズボンは流石に暑く、急ぎ暗い駐車場で薄手のズボンと下着に履き替えました。東京も雨です。これから台風の周りを飛び越えて行かなければなりません。国内線の駐車場をでて、雨に煙る周回道路をほぼ一周して、飛行場の下をくぐり抜け、国際線の駐車場に車を乗り入れました。こちらはほぼ満車の状態です。景気は良くなってきたのでしょうか?
一便早い便で来れたので、静かな国際線のロビーで時間待ちです。千歳で買った大沢在昌の本に没頭し始めました。彼の本はプロットの構成と息もつけ無い展開。登場人物の生々しさ、悪人達の活き活きとしている様、官僚達のずるがしこさがいつも光るピカレスク小説です。がらがらだった待合室が時間が来ると一杯になっていました。羽田の国際便は、便利性から時間のない人に使われているのでしょう。タクシングでは順番待ちで待たされました。強い雨の中を飛び立った飛行機は、厚い雲を抜けてようやく、夕方の雲の上にでました。台風の雲が押し寄せています。

やはり、途中は揺れました。夕方五時近くに発った飛行機は、日本時間の九時過ぎに香港国際空港に着きました。現地時間では八時過ぎです。通関や荷物を取るのに、小一時間、高速電車で九龍駅に着いてから、ホテルを回るバスに乗り、運悪く最終ストップが予約してあったホテルだったので、ホテルに着く頃には、10時を回っていました。さすがに小腹が空いたので、ホテルの傍の麺屋で、雲呑麺を頼みました。雲呑麺と行ってもこちらの雲呑は、シュウマイを雲呑の皮で包んであります。麺は乾麺で、インスタントラーメンが普及する前に良く使っていた細めの乾麺です。揚げると堅焼きそばになるタイプですね。もう、遅いので、これで今日の食事は終わりです。

次の朝は、近くにあるmust goのお粥やさんです。香港$35~$150まで並んでいます。$120で高いのですが、鮑のお粥に挑戦です。大きな乾燥鮑が二切れ入っていました。後で、地元の人にきくとこれらの鮑はメキシコやオーストラリアから輸入されるそうです。お粥一杯に$120も出せるのは、アバロンキングだと散々からかわれました。

昼は、研修会での三文治(サンドイッチ)とコーラでした。夜は、地元の人が行く満員の中華料理屋。広東語が大きな声で飛び交っていました。広東料理はあっさり系で日本人の口にも良く合います。緑の野菜の炒め物、牛の炒め物、豚の足、伊勢エビのクリームシチュー風、今まで隣の水槽で活きていた大きな魚の蒸し物。六人でしたが、こんなに食べられません。中華料理は必ず食べられないほど頼み、残します。私のような戦後の飢えの中で育った世代では、罪悪感があって堪りません。残りは最小限にと頼んで頂きましたが、それでもかなりの量が残ってしまいました。
夜に大量に食べてしまうと、さすがに朝は軽く珈琲屋です。昼も野菜の三文治で、夜に備えます(笑い)。でも、今夜は、人気の麺屋です。雲呑麺も勿論あります。水餃子と牛の炒め物と、豚足、緑の野菜の蒸し物です。軽くて良かったです。

それから近くのデザート専門店い行きました。もの凄い人です。キッチンの中でも10人以上の人が働いています。私は、温かい杏仁のスープです。ほんのりと甘く、良かったですね。

この様に今回は、香港の庶民的な料理をいただきました。よそ行きの食事ではなく、日常の生活が垣間見えて懐も気持ちも楽になります。