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Channel: GRFのある部屋
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那須の例会

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昨日の那須は見事に晴れわたり、新緑に囲まれた風景は何時もと同じでしたが、気温はどんどん上がり、33度を越えた気温や日差しは真夏を思わせる日になりました。その緑の下、SD05のファンクラブの例会が、石田さんのご家族もご参加されて、30名以上の最大規模の参加者が集まり盛大に例会が行われました。

恒例のバーベキューも、これだけの人数分を焼くのは大変です。しかし、強力な炭火で焼く、いろいろな食材は、どれも皆美味しく、参加者の皆さんに喜んでいただきました。焼方をされていた、お二人に感謝です。その他のさまざまな美味しいお料理も、那須のご近所の方々のご協力で準備されていました。

乾杯の前に、皆さんの自己紹介がされましたが、石田さんのご家族がご挨拶されたときは、となりで石田さんが喜んで聴いている気がしました。早速皆さんで乾杯をして、バーベキュー大会に突入しました。私も、帰りの車の鍵を、飲まれない方に預けて早速、ビールとワインと日本酒のチャンポン大会にになりました。しかし、半数の方は、車で来られていますから、アルコールフリーのビールを飲んでいます。

一段落してから、主のいなくなったリスニングルームで、SPの調整をしました。平行法で、的確に位置調整されてあったSPは最初から見事な音を出し始めます。昨年の7月からほとんど火を入れてなかった装置ですが、そこは、SD05の立ち上がりの凄さと、経年変化の無さの特徴が活きます。SPの台とSP自身の隙間の微妙な調整を施すと、どんどん合音楽が鳴り始めます。後は、皆さんにこの音を聞いていただき、その後で、最初から調整をし直すつもりで、軽く仕上げました。

最初は、持参したHD-1から、中に入っている300余りのアルバムをアルファベット順で掛けてみました。さまざまな分野の曲が入っていますが、BのジャンルのBeethovenのところまで来て、カラヤン・ベルリンフィルの第九の終楽章を掛け始めたら、コントラバスの最低音がもりもり出て来ました。このあたりが、小型のウーハーを使用している、T4との大きな違いです。ホールの床を揺り動かすほどの響きが鳴り響きました。石田さんがご自身で組み立てたログハウスの頑丈な床や壁が音楽に共鳴して鳴るのです。その振動が適度な減衰となって部屋を飽和させません。もっとも、窓は開け放していますから音響的には、半分オープンスペース的になっているからでしょう。

順次皆さんにも入っていただき、聞いていただきます。クラシックの録音なら、必ずしも真ん中で聞かなくても、バランスは整いますが、スタジオ録音だと途端に、寄って聴いている方のSPに音像が動きます。このあたりの差も面白いモノです。

三時間ほど、続けたでしょうか?途中で、再度、SPの位置合わせを行い、その差を聴いていただきました。後半はDSDに変換したマスターテープのダビングを聴いていただき、演奏が違って聞こえるほどの差に驚いていただきました。

気がつけば、もう夕方、テラスでは、車の話しにも盛り上がっていたようです。皆さんが、石田さんの作られたこの場所で、語らい楽しんで頂くことが、石田さんご自身が1番喜んで頂けたことでは無いでしょうか?来年は2005年にでたSD05の出現から10周年です。来年の例会も皆さんで集まりましょう!



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