大阪からの帰り、東京駅前の丸善で打ち合わせをすることにしました。最近は、あれほど行っていた秋葉原も、東京駅の丸ビルも、新しくなってからは、ほとんど行っていません。丸善と聞いて、おぼろげながら日本橋の方だと思っていました。新幹線からですから、八重洲口に降りて、駅前の地図の看板を眺めましたがありません。私のイメージにあった本屋さんは、駅前の八重洲ブックセンターだっと言うことが判っただけです。駅の交番の暇そうに椅子に座っているお巡りさんに訊くと、本店と日本橋店がありますとの事。でも駅前の待ち合わせだったら、丸の内側北口の方だろうと、教えてくれました。
九州からずーと引きずってきた、結構重たいスーツケースをゴロゴロと引きずりながら、北口自由通路を反対側の丸の内側まで歩きました。狭い上に、視力障害者用の黄色のタイルが、真ん中にあり、キャスター付きのケースを引っ張るのが難しく、ずーっと通路を押して歩いたら、汗が出て来ました。おまけに、その丸善が入っているオアゾビルの前は、石畳で、キャスター付きのケースを引きずるようには出来ていない。大体、OAZOとは一体何なのか?あとから調べると丸の内のOfficeと大手町のOfficeを結ぶ建物だという触れ込みで、もう、10年も前からここにあるそうです。東京駅の丸の内側は、勿論中央線に乗り換えるので、何時も来ているのですが、出張の時にしか来ないので、丸の内側には降りないのです。
ようやく、見付けた丸善の本店は、大阪でよく行くジュンク堂の梅田店と同じ様なつくりだな〜と思っていたら、その丸善とジュンク堂は、同じ会社だと書いてありました。世間の動きに余りにも疎いのには、やはり老人力のおかげで、そういうことに興味が無くなっているからでしょう。二日酔いで、あさから余り何も食べていないので、隣のテーブルのカップルが食べているカレーが欲しくなりましたが、中途半端な時間に食べると、夜が食べられなくなるので、打ち合わせをしながらちらちら見ていましたが、どうにか我慢できたようです。
打ち合わせを終えてから、折角なので、何でも揃っている本棚を見て、二三冊見付けたのですが、狭いレジの長蛇の列を見て、また元の本棚にしまいました。目の毒な文房具は、余り見ないようにしていたら、映画では見に行けなかった、『風立ちぬ』のブルーレイディスクが積んでありました。DVDは4000円台なのに、ブルーレイは10%引きで、6120円と書いてあったので、レジに持って行くと、6610円だと言われました。訝しいので、訊いてみると消費税を足すと、その価格になるとのこと、改めて、消費税の高さに驚きました。何時も、通販で込みの価格を見ているから、分からなかったのです。家に帰ってきて、通販の価格を見たら、26%引きでした。千円以上高い買い物をしたことになります。お店で買う意味を考えさせられました。丸の内の一等地の高い家賃を含んでいるからでしょうね、
さて、久しぶりにしっかりとメガネを掛けてブルーレイの画面は、千と千尋の時のような色の問題も無く、とてもきれいで、ディテールまで書き込まれた画面に驚きました。昔の東京や名古屋の風景、アプト式の線路を登っていく軽井沢の夏の風景、冬の富士見高原の結核病棟などの美しい風景が描かれていました。堀越二郎と堀辰雄の話を一緒にするには、すこし無理があるけど、同じ時代背景なので、景色が同じ風景に溶け込んでいました。主人公の二郎の声が、私には、やはり、無理があると思いました。『耳を澄ませば』のお父さん役をやった、立花隆や『トトロ』のお父さん役の糸井重里と同じパターンですが、やはり最後まで違和感が残りました。技師の黒川役の西村雅彦などと比べれば、プロの中にアマチュアがいるような感じです。
でも、出てくる汽車や木造の街の風景に、戦前の街並みがあり、焼け残った東京の街並みが再現されているに感動しました。街や田んぼがきれいに描かれている、私達の世代へのオマージュのようにも感じました。
九州からずーと引きずってきた、結構重たいスーツケースをゴロゴロと引きずりながら、北口自由通路を反対側の丸の内側まで歩きました。狭い上に、視力障害者用の黄色のタイルが、真ん中にあり、キャスター付きのケースを引っ張るのが難しく、ずーっと通路を押して歩いたら、汗が出て来ました。おまけに、その丸善が入っているオアゾビルの前は、石畳で、キャスター付きのケースを引きずるようには出来ていない。大体、OAZOとは一体何なのか?あとから調べると丸の内のOfficeと大手町のOfficeを結ぶ建物だという触れ込みで、もう、10年も前からここにあるそうです。東京駅の丸の内側は、勿論中央線に乗り換えるので、何時も来ているのですが、出張の時にしか来ないので、丸の内側には降りないのです。
ようやく、見付けた丸善の本店は、大阪でよく行くジュンク堂の梅田店と同じ様なつくりだな〜と思っていたら、その丸善とジュンク堂は、同じ会社だと書いてありました。世間の動きに余りにも疎いのには、やはり老人力のおかげで、そういうことに興味が無くなっているからでしょう。二日酔いで、あさから余り何も食べていないので、隣のテーブルのカップルが食べているカレーが欲しくなりましたが、中途半端な時間に食べると、夜が食べられなくなるので、打ち合わせをしながらちらちら見ていましたが、どうにか我慢できたようです。
打ち合わせを終えてから、折角なので、何でも揃っている本棚を見て、二三冊見付けたのですが、狭いレジの長蛇の列を見て、また元の本棚にしまいました。目の毒な文房具は、余り見ないようにしていたら、映画では見に行けなかった、『風立ちぬ』のブルーレイディスクが積んでありました。DVDは4000円台なのに、ブルーレイは10%引きで、6120円と書いてあったので、レジに持って行くと、6610円だと言われました。訝しいので、訊いてみると消費税を足すと、その価格になるとのこと、改めて、消費税の高さに驚きました。何時も、通販で込みの価格を見ているから、分からなかったのです。家に帰ってきて、通販の価格を見たら、26%引きでした。千円以上高い買い物をしたことになります。お店で買う意味を考えさせられました。丸の内の一等地の高い家賃を含んでいるからでしょうね、
さて、久しぶりにしっかりとメガネを掛けてブルーレイの画面は、千と千尋の時のような色の問題も無く、とてもきれいで、ディテールまで書き込まれた画面に驚きました。昔の東京や名古屋の風景、アプト式の線路を登っていく軽井沢の夏の風景、冬の富士見高原の結核病棟などの美しい風景が描かれていました。堀越二郎と堀辰雄の話を一緒にするには、すこし無理があるけど、同じ時代背景なので、景色が同じ風景に溶け込んでいました。主人公の二郎の声が、私には、やはり、無理があると思いました。『耳を澄ませば』のお父さん役をやった、立花隆や『トトロ』のお父さん役の糸井重里と同じパターンですが、やはり最後まで違和感が残りました。技師の黒川役の西村雅彦などと比べれば、プロの中にアマチュアがいるような感じです。
でも、出てくる汽車や木造の街の風景に、戦前の街並みがあり、焼け残った東京の街並みが再現されているに感動しました。街や田んぼがきれいに描かれている、私達の世代へのオマージュのようにも感じました。