部屋の整理、CDの整理と続いてきた整理シリーズ?も、最後は、こちらもどんどん増殖中のテープの整理に着手しました。今頃、テープが増殖中と言うのも、不思議なことなのですが、やはり時代が反映しているのですね。テープが全盛の時代は、70年代でした。それから40年以上たっているので、その頃二十台の方も、現在は六十台、三十代の方々は、七十歳を過ぎております。その頃ある程度、財力があってテープを収集できていた方々は、もう、八十代になっておられるのです。そういう方々は、施設に入られたり、亡くなられた方々もおられます。おじいちゃんの遺品を見たら、何やら見られないテープがあった、ご家族の方が、オークションをされていたら、少しづつ出て来たりしますが、ほとんどの場合は、廃棄処分されているのが、残念ながら現状です。
そういうテープの中で、ごく稀に、私達のもとにテープが来ると、そのテープは生き返るのです。テープがあっても、再生する機器が無い場合が、多いのが現状でしょう。本ブログでも何回かご案内していますが、私どもの所にテープを送って頂いたら、4トラック用に、特別に改造したNagraのT-AudioやIV-Sで、ダビングしてお返しします。変換するファイルは、最初はワンビットの5.6mHzにしますので、そこから、192kHzでも、44.1kHzのwavファイルでも、何にでも変換できます。
CDにも焼くことも出来ますね。メモリーを同封して送って頂いたら、少しお時間は掛かりますが変換します。私は、クラシックやジャズ、イージーリスニングそれに、POPSや歌謡曲ですが、仲間には、ロックミュージシャンの方もおられますから、ほぼ、何でも変換できると思います。中には、テープがだめになっている場合もあります。その場合は、ご連絡してご返送致します。有料ボランティアですから、送料等はご負担下さい。上手くいってお気に入りましたら、地方の名産品でも送って下さい。お酒や焼酎でももちろん大歓迎です(爆)。
アナログテープから作ったCDは、アナログの音がします。これは当たり前なのですが、現在出回っている昔の録音のCDは、今までにも何回もダビングや編集されています。その度に、元の音とは随分と違った音になっているのです。私の所にある大量のテープは、米国のデュプリケーターの会社から出た
オリジナルのテープです。それらを保管していた技術者が、CD-Rに焼いた物が、テープの中に入っていました。その音を最初に聞いたときに、市販のCDの音の差にビックリしたのです。その音は、AMPEXに、4トラックヘッドを装着したタイプのようでした。イコライザーも上手く調整してあって、テープヒスもほとんど聞こえません。国産の4トラック機とは、そのヘッドの差が大きいようです。昔、国産のテープデッキで聴いたときとまったく違う驚きは、グレテンザをオリジナル鉄針で聴いたときのような衝撃でした。
ですから、我々が、なんでこんな事をしているかといえば、紛失逸散する前に、ファイル化して、テープ本来の素晴らしいサウンドを聴いていただきたいからです。
もう、二年間もテープのファイルをしていただいている、Nagraのお師匠さんのCさんは、T-AudioにNortronicsの4トラックヘッドを付けています。それで変換した音は、ほとんどテープヒスは気になりません。T-Audioの本体に穴を開けずに、最初からあるダミーの穴を隠すカバーそのものを、4トラック、2トラックの切り替えスイッチにされています。そのできばえに驚きですね。
外国のテープは、高速デュプリケーターで、ダビングしていました。その為、音質がイマイチのテープもありました。米国製(ほとんどがそうですが)では、Capitolのテープの音が、高速マシーンではなく、良い音がしています。その意味で、日本では、テープの需要が余り高くなかったので、オリジナルテープから、丁寧に作られており、良い音がします。レコードの国産のプレスト違い、送られてきたマスターテープから、ダビングするだけの作業でしたから、音の劣化が少ないのです。今では、少なくなりました、国産のテープのダビングをして、その音を聞きたいのです。
地方にお住まいのマニアの方々は、東京に上京する度に、秋葉原の東洋堂や銀座の外盤を扱っていたレコード店を回って、大変高価なテープを購入していたのです。60年代の2800円〜4800円は、ほぼ、十倍の貨幣価値の差がありますから、現在なら、一巻3万〜5万円もしていたのです。私自身、どれほど垂涎のまなざしで、それらのテープ群を眺めていたことでしょう。今でも、目をつぶれば、その風景が鮮やかに思い出せます。
さて、目を開けて、テープの整理と、アーカイブの資料作りをしなくてなりません。まずは、テープの箱をスキャナーで取り込むところから始めなくてはなりません。日ぐれて道遠しの感はありますが、夜が明けきる前には、やらなくてはと思っています・・・でも、zzz
そういうテープの中で、ごく稀に、私達のもとにテープが来ると、そのテープは生き返るのです。テープがあっても、再生する機器が無い場合が、多いのが現状でしょう。本ブログでも何回かご案内していますが、私どもの所にテープを送って頂いたら、4トラック用に、特別に改造したNagraのT-AudioやIV-Sで、ダビングしてお返しします。変換するファイルは、最初はワンビットの5.6mHzにしますので、そこから、192kHzでも、44.1kHzのwavファイルでも、何にでも変換できます。
CDにも焼くことも出来ますね。メモリーを同封して送って頂いたら、少しお時間は掛かりますが変換します。私は、クラシックやジャズ、イージーリスニングそれに、POPSや歌謡曲ですが、仲間には、ロックミュージシャンの方もおられますから、ほぼ、何でも変換できると思います。中には、テープがだめになっている場合もあります。その場合は、ご連絡してご返送致します。有料ボランティアですから、送料等はご負担下さい。上手くいってお気に入りましたら、地方の名産品でも送って下さい。お酒や焼酎でももちろん大歓迎です(爆)。
アナログテープから作ったCDは、アナログの音がします。これは当たり前なのですが、現在出回っている昔の録音のCDは、今までにも何回もダビングや編集されています。その度に、元の音とは随分と違った音になっているのです。私の所にある大量のテープは、米国のデュプリケーターの会社から出た
オリジナルのテープです。それらを保管していた技術者が、CD-Rに焼いた物が、テープの中に入っていました。その音を最初に聞いたときに、市販のCDの音の差にビックリしたのです。その音は、AMPEXに、4トラックヘッドを装着したタイプのようでした。イコライザーも上手く調整してあって、テープヒスもほとんど聞こえません。国産の4トラック機とは、そのヘッドの差が大きいようです。昔、国産のテープデッキで聴いたときとまったく違う驚きは、グレテンザをオリジナル鉄針で聴いたときのような衝撃でした。
ですから、我々が、なんでこんな事をしているかといえば、紛失逸散する前に、ファイル化して、テープ本来の素晴らしいサウンドを聴いていただきたいからです。
もう、二年間もテープのファイルをしていただいている、Nagraのお師匠さんのCさんは、T-AudioにNortronicsの4トラックヘッドを付けています。それで変換した音は、ほとんどテープヒスは気になりません。T-Audioの本体に穴を開けずに、最初からあるダミーの穴を隠すカバーそのものを、4トラック、2トラックの切り替えスイッチにされています。そのできばえに驚きですね。
外国のテープは、高速デュプリケーターで、ダビングしていました。その為、音質がイマイチのテープもありました。米国製(ほとんどがそうですが)では、Capitolのテープの音が、高速マシーンではなく、良い音がしています。その意味で、日本では、テープの需要が余り高くなかったので、オリジナルテープから、丁寧に作られており、良い音がします。レコードの国産のプレスト違い、送られてきたマスターテープから、ダビングするだけの作業でしたから、音の劣化が少ないのです。今では、少なくなりました、国産のテープのダビングをして、その音を聞きたいのです。
地方にお住まいのマニアの方々は、東京に上京する度に、秋葉原の東洋堂や銀座の外盤を扱っていたレコード店を回って、大変高価なテープを購入していたのです。60年代の2800円〜4800円は、ほぼ、十倍の貨幣価値の差がありますから、現在なら、一巻3万〜5万円もしていたのです。私自身、どれほど垂涎のまなざしで、それらのテープ群を眺めていたことでしょう。今でも、目をつぶれば、その風景が鮮やかに思い出せます。
さて、目を開けて、テープの整理と、アーカイブの資料作りをしなくてなりません。まずは、テープの箱をスキャナーで取り込むところから始めなくてはなりません。日ぐれて道遠しの感はありますが、夜が明けきる前には、やらなくてはと思っています・・・でも、zzz