最近は歳を取って、節操が無くなってきたのか、はたまた昔憧れていたSPを一度は手に入れたかったのか、今に比べて四割以上高かった去年までの円高のせいで気が大きくなったのか、どんどん、大型SPばかり購入していました。最初は、三十数年前のGRFから始まりました。そして、1995年に一時80円を割った時に勢いで買ってしまった"Consequence"の二つです。
2005年にSD05に出会うまでの10年間は、その"Consequence"のアンプのために苦労していました。今の部屋を作る事になった切っ掛けは、"Consequence"をどうならすかという命題にぶつかっていたからです。始めて訪れた那須の石田さんの試聴室で、SD05の出す低音の凄さに驚いて購入したのですが、最近のTW2では他の追従を許さぬほど、最低域まで楽々と再生するSD05が、やはり"Consequence"では、鳴らないのです。それから、試行錯誤が始まり、最後に聴いたGRFから全く次元がちがう音がではじめて、このブログが誕生したのです。
そのSD05用にと石田さんの指導の下で作られたのが、大山さんの一連のSP、T2、T3、T4です。特に技術が熟成して作られた一番小さいT4の音は、SD05の実力を知るためには、格好のSPになりました。そのT4がGRFの部屋の三番目のSPです。そして、ブログを通じて知り合ったTaoさんのご紹介でお会いしたUNICORNさんの所のユニコーンには驚かされました。探し回って、ユニットがすこし難ありだったけど、キャビネットは見たこともないように美しかったUNICORNが、我が家に来ました。その頃、程度のよかったQUADのESL57もやってきました。その後、ユニコーンのユニットを交換して、大変身したのは、何回かご報告しています。この新しいユニットの音は、機会があったら是非聴いていただきたいですね。
何よりも、SPラッシュになった切っ掛けは、やはりDecolaです。岡山の是枝さんのところで、Hartleyの音を聞かせていただいた時、同時に英国のオークションにでていたDECCAのDecolaを落札できました。イギリス人の友人に頼みピックアップして、ピアノ業者に梱包させて送って貰った経験から、Rectangular GRFも Rogers 5/8もどんどん輸入したのです。円高の恩恵を最大限に利用したとも言えましょう。
いずれも、定評のあつ長年の憬れの英国製のSPでしたが、それらが一堂に会したときのGRFの部屋は、まるでオーディオ店の店頭のようになっていました。本来は、一つの部屋には、やはりSPは一つが鉄則です。音がお互いに干渉しあい、音が良くありません。発音体であるSPはどうじに吸音体でもあり、起電力から発電もするのです。そのえいきょうから逃れるためにも、SPを徐々に部屋の外に出していったのです。
先日書いた通り、GRFの部屋には、後方にしまい込まれたまま出番を待っている"Consequence"とT4それにGRFになりました。おっと、デコラを忘れていますね。だから、Hartleyがいなくなっても、まだこの部屋には、四種類のSPが同居しているのです(苦笑)。
ユニコーンは、隣の和室ですが、IIILZとR.GRFは茅野の家にいます。ESL57もRogers5/8もそうです。茅野はアンプもQUADですから、文字通り「英国の館」ですね。そして、今回、大阪に持ち込んだのが、Hartleyです。
六畳の和室に置かれたので少し狭いのですが、音響的には次の間の十畳のリヴィングキッチンに繋がっています。その境目の壁を撤去するか、検討しました。もちろん、畳を撤去して16畳分のリヴィングキッチンにすることも可能ではなりますが、畳のほうが振動吸収にもいいし、使い勝手も良いので、畳をそのまま残し、間仕切りを替えようと相談中です。
マンションなので、階下への音の振動を懸念して、フローティングボードを噛ましました。それにより床にはほとんど、音は伝わりません。問題は、SPとフローティングボードの間の滑りと、泣きの問題です。
引っ越ししたときも、また翌日の午後、Cさんをお迎えして、Hartleyを披露したときも、椀方さんが、授業参観に来たPTA見たく付き添っていただきました。将来、このHartleyの61センチウーハーを使って、German Physiksの40のユニットを使った実験をするつもりもありますが、平行法の実践で、何回かGRFのある部屋まで来られた親近感がお有りなのでしょう。そして、その経験を裏切らない立派で雄大なオーケストラが新しい部屋にもなっていました。また、Cさんが持ち込んでくれた38/2トラテープのDSDファイルも悠揚迫らざる音を聞かせてくれました。
オーディオ的な課題は、下のフローティングボードとHartelyの密着性です。この隙間を埋めて、接触面にサンドペーパーとうの滑り止めを施し、SPの静止性を高める必要があります。
月に一度か、二度の大阪ですが、楽しみも増えました。関西の友人達にも平行法の音を聞いていただく拠点が出来ました。週末に架けての大阪滞在回数が増えるかもしれませんね(笑)。
2005年にSD05に出会うまでの10年間は、その"Consequence"のアンプのために苦労していました。今の部屋を作る事になった切っ掛けは、"Consequence"をどうならすかという命題にぶつかっていたからです。始めて訪れた那須の石田さんの試聴室で、SD05の出す低音の凄さに驚いて購入したのですが、最近のTW2では他の追従を許さぬほど、最低域まで楽々と再生するSD05が、やはり"Consequence"では、鳴らないのです。それから、試行錯誤が始まり、最後に聴いたGRFから全く次元がちがう音がではじめて、このブログが誕生したのです。
そのSD05用にと石田さんの指導の下で作られたのが、大山さんの一連のSP、T2、T3、T4です。特に技術が熟成して作られた一番小さいT4の音は、SD05の実力を知るためには、格好のSPになりました。そのT4がGRFの部屋の三番目のSPです。そして、ブログを通じて知り合ったTaoさんのご紹介でお会いしたUNICORNさんの所のユニコーンには驚かされました。探し回って、ユニットがすこし難ありだったけど、キャビネットは見たこともないように美しかったUNICORNが、我が家に来ました。その頃、程度のよかったQUADのESL57もやってきました。その後、ユニコーンのユニットを交換して、大変身したのは、何回かご報告しています。この新しいユニットの音は、機会があったら是非聴いていただきたいですね。
何よりも、SPラッシュになった切っ掛けは、やはりDecolaです。岡山の是枝さんのところで、Hartleyの音を聞かせていただいた時、同時に英国のオークションにでていたDECCAのDecolaを落札できました。イギリス人の友人に頼みピックアップして、ピアノ業者に梱包させて送って貰った経験から、Rectangular GRFも Rogers 5/8もどんどん輸入したのです。円高の恩恵を最大限に利用したとも言えましょう。
いずれも、定評のあつ長年の憬れの英国製のSPでしたが、それらが一堂に会したときのGRFの部屋は、まるでオーディオ店の店頭のようになっていました。本来は、一つの部屋には、やはりSPは一つが鉄則です。音がお互いに干渉しあい、音が良くありません。発音体であるSPはどうじに吸音体でもあり、起電力から発電もするのです。そのえいきょうから逃れるためにも、SPを徐々に部屋の外に出していったのです。
先日書いた通り、GRFの部屋には、後方にしまい込まれたまま出番を待っている"Consequence"とT4それにGRFになりました。おっと、デコラを忘れていますね。だから、Hartleyがいなくなっても、まだこの部屋には、四種類のSPが同居しているのです(苦笑)。
ユニコーンは、隣の和室ですが、IIILZとR.GRFは茅野の家にいます。ESL57もRogers5/8もそうです。茅野はアンプもQUADですから、文字通り「英国の館」ですね。そして、今回、大阪に持ち込んだのが、Hartleyです。
六畳の和室に置かれたので少し狭いのですが、音響的には次の間の十畳のリヴィングキッチンに繋がっています。その境目の壁を撤去するか、検討しました。もちろん、畳を撤去して16畳分のリヴィングキッチンにすることも可能ではなりますが、畳のほうが振動吸収にもいいし、使い勝手も良いので、畳をそのまま残し、間仕切りを替えようと相談中です。
マンションなので、階下への音の振動を懸念して、フローティングボードを噛ましました。それにより床にはほとんど、音は伝わりません。問題は、SPとフローティングボードの間の滑りと、泣きの問題です。
引っ越ししたときも、また翌日の午後、Cさんをお迎えして、Hartleyを披露したときも、椀方さんが、授業参観に来たPTA見たく付き添っていただきました。将来、このHartleyの61センチウーハーを使って、German Physiksの40のユニットを使った実験をするつもりもありますが、平行法の実践で、何回かGRFのある部屋まで来られた親近感がお有りなのでしょう。そして、その経験を裏切らない立派で雄大なオーケストラが新しい部屋にもなっていました。また、Cさんが持ち込んでくれた38/2トラテープのDSDファイルも悠揚迫らざる音を聞かせてくれました。
オーディオ的な課題は、下のフローティングボードとHartelyの密着性です。この隙間を埋めて、接触面にサンドペーパーとうの滑り止めを施し、SPの静止性を高める必要があります。
月に一度か、二度の大阪ですが、楽しみも増えました。関西の友人達にも平行法の音を聞いていただく拠点が出来ました。週末に架けての大阪滞在回数が増えるかもしれませんね(笑)。