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Channel: GRFのある部屋
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5月の変化は

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やはり、5月の中旬になると途端に暑くなって、和室の6336Bアンプがとても暑くなりました。空調を入れないと、部屋はたちまち暖房機を入れたようになります。予想はしていたのですが、参りました。空調はいずれは入れなくてはならないのですが、出来るだけ入れたくないのがS/N比的にも人情です。まだ、湿気がないから救われていますが、これから梅雨に入ると、今少し、暑くないアンプを聴かなければと恐れています。

空調を入れたら、畳の良い匂いがすると、家族にいわれました。当人は、その部屋にずーっといるので、解らなくなっているのですが、久しぶりに来る人は、まだ青い畳の匂いがして気持ちいいと言われます。同じ場所に長くいると、だんだん、感覚が慣れていくのがさびしいですね。耳もそうして徐々に慣れていくのでしょうか。

そんな折り、是枝さんから、新しいアンプの電源に使うケーブルが送られてきました。是枝さんの持論で、普通の細いビニールコードを使う方が、音が良いとのことでした。アンプの中の線材やその引き回しかた、カーブの仕方までこだわって作られているのが是枝アンプですから、お薦めの線材を使わないわけにはいきません。普通のケーブルですから、とても安い投資ですが、変えてビックリしました。最初から付けてくれていたら良いのにと、思ったほどです。でもそれではその微妙な差が解らないかも知れませんね。

太いケーブルが必ずしも良いとは限りません。細いケーブルの方がバランスが良くなります。総合的に設計されているアンプでは、その効果が大きいのでしょう。不思議ですね。

空調をしっかり入れて、アンプを交換してみました。赤い二号機からグレーの一号機(改良型)です。音が幾分違うのですが、その差が縮まる感じです。フレッシュなワインを開けたときの爽やかな香りがします。あっという間に匂いやかおりは変わって柔らかく熟成していくのですが、その瞬間の変化が楽しいのですね。


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