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Channel: GRFのある部屋
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自動車と乗り物の博物館

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ドイツの友人から、ハイデルベルグの方に行くなら、是非寄れと言われたのが、sinsheimの車と乗り物の博物館でした。ローセンブルグからの帰り道、高速沿いにあった博物館に寄ってみました。高速からでも、展示されているコンコルドやあまたの名機が空中に浮かんでいるからです。



なかでも、このコンコルドは、今にも空中に飛び上がる角度で展示されています。1978年にドゴール空港で見た覚えがあります。

この展示場は、歴史的な流れを見せる第一館とメーカー別に名車が展示されている第二館とに別れます。ドイツの展示場ですから、圧倒的にメルセデスの名車が展示されています。その大きさ、偉容には圧倒されます。当時一体いくらしたのか、比較用に展示されていた新しいメルセデスのMYBACHが7000万ぐらいなのでやはりそのくらいしていたのでしょうか?








圧倒的なメルセデスの車です。権威を象徴している造りなのは、やはりナチスドイツの御用達だったところもあるのでしょう。しかし、戦前にこれらの車が作られ、アウトバーンが張り巡らされ、そこを圧倒的なスピードで駆け巡っていたのです。現在でもアウトバーンの道路はコンクリートが多いです。補修も楽で何よりも頑固で安定しています。日本の様に余り物の瀝青炭を引き締めて、年がら年中補修を繰り返しているのは、失業救済のつもりなのでしょうか?

メルセデスに比べると、同じドイツでもAUDIやOPELは遥かに優雅な線で構成されています。

そしてイギリスの車は、大きさも一回り小さく、優雅な感じがします。


その他の名車も数多く陳列されているのですが、戦前の車に比べると大きさ、デザイン、偉容が違いすぎます。

もっとも、このブガッティは優雅な線で良いですね。フェラーリーもこんな感じで沢山あるのですが、、


後、面白かったのは、軍事用の車です。当然戦車も入ります。アメリカ軍やイギリス軍の戦車に比べてパンサー戦車の性能は圧倒的です。バルジ大作戦に登場したタイガー戦車は軽油があったら、戦況を変えていたと言われています。


こんな実物を飾ってある博物館が日本にあったら、小学生頃の自分だったら入り浸っているなと思いました。万世橋の交通博物館からの帰り、ガード下のジャンク屋で買っても貰ったST管の並三ラジオの部品を組み立てたのが、オーディオの歴史の始まりでした。大宮に移った交通博物館も行かなければと思っています。とても楽しい時間でした。








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