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Channel: GRFのある部屋
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i さんがお久しぶりに

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iさんに久しぶりに寄っていただきました。近所の洋食屋さんが今週でやめるので、最後にとわざわざ寄っていただいたのです。到着されたのは、少し遅くなって七時半でした。急ぎ、洋食屋さんに行きましたが、店内は満員!実は一昨日の昼も来たのですが、同じように満員では入れませんでした。前回来たとき、最後の一週間は名残を惜しむ人が来て満員になるよといったのですが、その時は、信じてもらえませんでした。しかし、今日はご主人の顔を見たら、疲労困憊の様子。今週いっぱいではありますが、おわってから体調を崩されない様に願っています。

i さんには気の毒でしたが、仕方が無いので近所の札幌ラーメン店に出かけ、味噌ラーメンと餃子の黄金コンビを食べました。夜はまだ涼しく、セーターでちょうど良いほどです。

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急ぎ帰ってきて、早速、レコードの音を聞いていただきました。私自身は、出張が多いのと戻ってきたら有機ELのテレビに熱中していて、このところGRFの部屋のアンプの火を入れていませんでした。今週末から、お客さんが来られるので、そろそろ火を入れなくてはと思っていましたので、ちょうど良いタイミングです。



テレビの音は、必要十分ではありますが、三次元の音がしているわけでは無いので、やはり音が平面的に感じます。光出力+SD05+T4ですから、音が悪いわけではありません。最低域から高域まで過不足出ています。しかし、360度に音が放射されている80+TW3の音とは文字通り次元が違います。


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レコードの針をクリーニングして、糸ドライブのテンションをチェックして、正しい回転に合わせ、レコードの針を落とします。何回も聞いていただいた越路吹雪の1979年度盤ですが、i さんのお顔が変わりました。あきれているようなお顔でした。私自身久しぶりに聞いたので、やはり驚きました。テレビの音とは全く違いすぎます。奥行き、音のダイナミクス、柔らかさ、余裕、上品、空間、それらが全く違う大人のです。入力ソースはレコードですからアナログです。MolaMolaのプリアンプも操作性はデジタル技術が使われています。内部は頑なまでにアナログです。メインアンプは是枝さんの特製品ですから、デジタルサウンドでは無いのです。それがこのような三次元の音を再現するなんて、少し前の私には想像も付きませんでした。Bellwoodさんに言動不一致だと怒られました(爆)。しかし、今回のこの音は55年間のオーディオ経験でも聴いたことのない音なのは間違いありません。


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越路吹雪に始まり、カラヤンの第九のリハーサル盤のコントラバスの質感と迫力。デイビス・コンセルトヘボウのエルガーの威風堂々、ハスキル・マルケビッチのモーツァルトの協奏曲、そしてステレオ初期のCapitolのステレオデモンストレーションレコードの、NYの地下鉄やフェリーボートの迫力のある音、ナットキングコールの甘いヴォーカル。素晴らしい音がしています。最後にクレンペラーのマーラーの七番第二楽章を聞きました。いつもCDで聞いているところですが、オリジナル盤特有の会場の空気感が伝わってきます。レコードという次元の音ではありません。


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最後に有機ELの画像を見ていただきました。これもびっくりしていただきました。今週末からの連休に10名以上のお客様が来られます。その方々の感想と驚かれるお顔を拝見するのが楽しみです(爆)。今日の i さんの困惑されるお顔を拝見して、うれしくなっていました。











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