昨日の鵠沼海岸は、向こうを出たのが九時過ぎで、大和で快速急行に乗り換え、下北沢から井の頭線で永福に戻り家に戻ってきたのは11時少し前でした。計算違いは下北沢駅で、地下に潜っているのは行きに確認していたのに、あんなに地下深いとは思いませんでした。大江戸線の乗り換えの用にエスカレーターを三回も乗り継ぎ、見慣れた階段にたどり着くまで何分経っていたのでしょう。これならば新宿駅を歩いて丸ノ内線に向かっていた方が良かったと反省していました。そして、井の頭線のホームに行くには階段を上らなければなりません。それと永福町駅の構内も出口まで遠くなりました。何よりも、休日の永福町にはほとんどタクシーが通りませんでした。
今回の連休は、昨日の鵠沼行きだけが「お出かけ」で、残りは家での開催なので朝は随分と楽です。それもオーディオの会では無くレコードを聴く会なので、音の差をチェックされる心配も無く、老人向けでいいですね(爆)。オーディオを55年間もやってきましたが、現在の音になったのは、つい最近のことです。ようやく音楽に専念し始めたところですね。この幸せな日々がいつまで続くでしょうか(笑)
今日はいつもの来られる横浜のvafanさんとBOさんに加えて、vafanさんのご近所のそねさんも初めて来られることになりました。そねさんは、去年突然耳の具合が悪くなられて大変苦労されました。現在でも左側の耳はあまり聞こえないそうです。それでも人間身体は良く出来ていて、聞こえにくい耳を補助するように脳が補正し始めるのですね。徐々にですが、生活に必要な音場の把握が出てきたようです。家の音は、オーディオのスピーカーが鳴っているのでは無く、自然な音場が出ているので、オーディオ機器の人工的な音では無く、聞きやすいのではと思っていました。
横浜のvafanさんとBOさんは何度か来られています。BOさんは昨年の八月にK.Kさんとご一緒に来られました。その時は、CDとSACDを聞いていただきました。横浜のvafanさんは今年の一月ですから、レコードを聴き始めた頃です。pat_mthny7205さんとご一緒されました。お二人とも、定期的に来ていただいているので、この数年間の音の変遷を体験していただいています。15年の暮れに来られたときは、GRFやdecolaを聞いていただきました。その時は五年以上来られていたのに初めてのGRF体験でした。このように節々に横浜のvafanさんに聞いていただいているのは、客観的なご意見を聞く良いチャンスになっています。vafanさんは、全国のオーディオファンの方々とお付き合いされているからです。その合間には山登りも現役ですし、部録も彼の人柄が出ていて素晴らしいです。
横浜のvafanさんとBOさんは前日には、恒例のHarubaruさん宅のマラソンオフ会に参加されています。そねさんも初日の28日に参加されたそうです。オーディオファンの巡礼地になってきましたね。Harubaruさんの人はずれた熱い情熱が会を支えているのでしょう。
私の方は、その意味でのオーディオ的なアプローチはほとんど行っていません。電源のタップにしても、ケーブルにしても一番安価なグレードで満足していますから。最も色の違いや長さにはこだわっていますが・・
初めての「そねさん」のために和室の音からスタートしました。定番のダイアン・クラールのデスペラードからです。一曲聴いていただいたあと、いつものアバード・ウィーンフィルのブルックナーの四番を聞いていただきました。昨日のTWさんと同じです。違いはDAコンバーターとアンプですね。しかし、基本的には同じ音です。また、同じ音がしないのがおかしい気がします。「そねさん」には少し音量が大きかったかもしれません。
Oさんのコンバータも完成に近づき、あとのは音量の微調整を残すだけになりましたが、是枝さんのアンプの低域特性とユニコーンの一体感がこの音を支えているのでしょう。シングルコーンのSPで、これだけ出るのは聴いたことがありません。特に狭い部屋には最適です。続けてラベルのラ・ヴァルスをヤンソンス・コンセルトヘボウで聞いていただきました。そねさんのご感想が寄せられました。
GRF様
先日は連休中の貴重な1日を割いてくださり誠にありがとうございます。「何かのヒントになると思いますので。」とのお言葉に縋り訪問させていただきました。
まず、和室のユニコーンを聴かせていただきましたが、アバド・ウィーンフィルのブルクナーの5番がとても印象的でした。私はシンフォニーをほとんど聴きません、いわんやブルックナーは聴いたこともない不届き者です。もちろん、主要作曲家の主要なシンフォニーはCD-BOXで持っていますが、持っているだけで。そんな私でもとても興味深く聴くことができました。
6畳+αのお部屋の壁全面に音が鳴り響き奥行きもある。自分が普段聴くより大音量でしたが、隅々まで明瞭に聴きとれしかも騒がしさのない優しい音。木管楽器の美しさが格別で、弦楽器群もとても明瞭に聴こえる、小音量の楽器が埋もれず、演奏の消え入り際のホールの残響音がリアリティを持って聴こえる。全く破綻のない音です。楽曲の意味合いは存じませんが、オーディオ的な面白さを満喫いたしました。
比べると拙宅の音にはキツサがありますね、いわば疲れる音。GRF様宅で聴かせていただいた、柔らかく明瞭な音こそが本物と思いました。
実は、数日前から音が歪んで聴こえるようになり、この状態でお伺いしてもよいのか悩みました。症状は、旋律をなぞって音階のハッキリしない低音があたかも通奏低音のように聴こえるのです。初めは何が起こっているのかわからず、TVニュースのアナウンサーの声が一方は通常にいま一方は低く二重に聴こえたことで事態に気が付きました。これまでは定位がずれ右半分に音がある、ときに耳が飽和したようになり音が遠ざかるという聴こえ方でしたが、これにファントム低音が加わり音楽に全く集中できない状況でした。不安一杯でGRF様宅を訪問したのです。
ふと気づけば、ファントム低音は全く認識しませんでした。どうやら音数が多い楽曲(楽器等の数、速さ)だと脳がファントム低音をうまく作れないようです。大きな発見です!拙宅でも試してみましたが、オーケストラものではファントムは出現しませんでした・・・。
そねさん、ありがとうございます。少し音量が大きかったかもしれませんね。和室はまだ、2.5次元の音なので、きつさが感じられるところもあると思われます。
お昼になりましたが、例のキッチンはもうやっていません。近所に出来た高級?ファミレスに出かけました。家のすぐ側で、広くて雰囲気も良いので、仕事のランチには利用させて貰っていますが、個人的に積極的に来る理由はありません。85点主義ですね。でも、近くて便利ではあります。
続きます・・・
今回の連休は、昨日の鵠沼行きだけが「お出かけ」で、残りは家での開催なので朝は随分と楽です。それもオーディオの会では無くレコードを聴く会なので、音の差をチェックされる心配も無く、老人向けでいいですね(爆)。オーディオを55年間もやってきましたが、現在の音になったのは、つい最近のことです。ようやく音楽に専念し始めたところですね。この幸せな日々がいつまで続くでしょうか(笑)
今日はいつもの来られる横浜のvafanさんとBOさんに加えて、vafanさんのご近所のそねさんも初めて来られることになりました。そねさんは、去年突然耳の具合が悪くなられて大変苦労されました。現在でも左側の耳はあまり聞こえないそうです。それでも人間身体は良く出来ていて、聞こえにくい耳を補助するように脳が補正し始めるのですね。徐々にですが、生活に必要な音場の把握が出てきたようです。家の音は、オーディオのスピーカーが鳴っているのでは無く、自然な音場が出ているので、オーディオ機器の人工的な音では無く、聞きやすいのではと思っていました。
横浜のvafanさんとBOさんは何度か来られています。BOさんは昨年の八月にK.Kさんとご一緒に来られました。その時は、CDとSACDを聞いていただきました。横浜のvafanさんは今年の一月ですから、レコードを聴き始めた頃です。pat_mthny7205さんとご一緒されました。お二人とも、定期的に来ていただいているので、この数年間の音の変遷を体験していただいています。15年の暮れに来られたときは、GRFやdecolaを聞いていただきました。その時は五年以上来られていたのに初めてのGRF体験でした。このように節々に横浜のvafanさんに聞いていただいているのは、客観的なご意見を聞く良いチャンスになっています。vafanさんは、全国のオーディオファンの方々とお付き合いされているからです。その合間には山登りも現役ですし、部録も彼の人柄が出ていて素晴らしいです。
横浜のvafanさんとBOさんは前日には、恒例のHarubaruさん宅のマラソンオフ会に参加されています。そねさんも初日の28日に参加されたそうです。オーディオファンの巡礼地になってきましたね。Harubaruさんの人はずれた熱い情熱が会を支えているのでしょう。
私の方は、その意味でのオーディオ的なアプローチはほとんど行っていません。電源のタップにしても、ケーブルにしても一番安価なグレードで満足していますから。最も色の違いや長さにはこだわっていますが・・
初めての「そねさん」のために和室の音からスタートしました。定番のダイアン・クラールのデスペラードからです。一曲聴いていただいたあと、いつものアバード・ウィーンフィルのブルックナーの四番を聞いていただきました。昨日のTWさんと同じです。違いはDAコンバーターとアンプですね。しかし、基本的には同じ音です。また、同じ音がしないのがおかしい気がします。「そねさん」には少し音量が大きかったかもしれません。
Oさんのコンバータも完成に近づき、あとのは音量の微調整を残すだけになりましたが、是枝さんのアンプの低域特性とユニコーンの一体感がこの音を支えているのでしょう。シングルコーンのSPで、これだけ出るのは聴いたことがありません。特に狭い部屋には最適です。続けてラベルのラ・ヴァルスをヤンソンス・コンセルトヘボウで聞いていただきました。そねさんのご感想が寄せられました。
GRF様
先日は連休中の貴重な1日を割いてくださり誠にありがとうございます。「何かのヒントになると思いますので。」とのお言葉に縋り訪問させていただきました。
まず、和室のユニコーンを聴かせていただきましたが、アバド・ウィーンフィルのブルクナーの5番がとても印象的でした。私はシンフォニーをほとんど聴きません、いわんやブルックナーは聴いたこともない不届き者です。もちろん、主要作曲家の主要なシンフォニーはCD-BOXで持っていますが、持っているだけで。そんな私でもとても興味深く聴くことができました。
6畳+αのお部屋の壁全面に音が鳴り響き奥行きもある。自分が普段聴くより大音量でしたが、隅々まで明瞭に聴きとれしかも騒がしさのない優しい音。木管楽器の美しさが格別で、弦楽器群もとても明瞭に聴こえる、小音量の楽器が埋もれず、演奏の消え入り際のホールの残響音がリアリティを持って聴こえる。全く破綻のない音です。楽曲の意味合いは存じませんが、オーディオ的な面白さを満喫いたしました。
比べると拙宅の音にはキツサがありますね、いわば疲れる音。GRF様宅で聴かせていただいた、柔らかく明瞭な音こそが本物と思いました。
実は、数日前から音が歪んで聴こえるようになり、この状態でお伺いしてもよいのか悩みました。症状は、旋律をなぞって音階のハッキリしない低音があたかも通奏低音のように聴こえるのです。初めは何が起こっているのかわからず、TVニュースのアナウンサーの声が一方は通常にいま一方は低く二重に聴こえたことで事態に気が付きました。これまでは定位がずれ右半分に音がある、ときに耳が飽和したようになり音が遠ざかるという聴こえ方でしたが、これにファントム低音が加わり音楽に全く集中できない状況でした。不安一杯でGRF様宅を訪問したのです。
ふと気づけば、ファントム低音は全く認識しませんでした。どうやら音数が多い楽曲(楽器等の数、速さ)だと脳がファントム低音をうまく作れないようです。大きな発見です!拙宅でも試してみましたが、オーケストラものではファントムは出現しませんでした・・・。
そねさん、ありがとうございます。少し音量が大きかったかもしれませんね。和室はまだ、2.5次元の音なので、きつさが感じられるところもあると思われます。
お昼になりましたが、例のキッチンはもうやっていません。近所に出来た高級?ファミレスに出かけました。家のすぐ側で、広くて雰囲気も良いので、仕事のランチには利用させて貰っていますが、個人的に積極的に来る理由はありません。85点主義ですね。でも、近くて便利ではあります。
続きます・・・