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Channel: GRFのある部屋
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2017年連休 五日目 そねさん・BOさん・横浜のvafanさん-3

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GRFさん




今回のメインはアナログレコードということでしたが、CDとSACDもしっかり堪能させて頂きました。

まず和室のユニコーンですが、半年振りくらいでしょうか?ラヴェルとブルックナー5番を聴いて「う~ん、やはりいい音だ」と唸りました。以前にも増して見晴らしの良い立体感のある音と感じましたが、なんといってもストリングスの質感が素晴らしい。


低弦もグーンと出るし、横で聴いていてもサウンドステージが確立されていて、なにより音の手触りが自然です。これでもう満足と言いそうになりましたが、まだメインイヴェントがあとに控えていました。





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午後は隣室のTroubadour80+TW3で、やはりCD,SACDからスタート。おなじみのマゼ-ル・ウイーンフィルのラヴェル、RCOのマーラー等々...う~む...(絶句)。 


ユニコーンもいいけど、やはりこちらはスケール感と生々しさがワンランク上と言わざるを得ない。チェロやコントラバスの弦の蠢き、ホールに伝播する軽くかつ重厚で浸透する低音。ヴァイオリンの高音がホールに漂うさまは以前より更に耳に心地よい感じでした。



そしてショスタコ15番での生っぽく硬質な打楽器の響き。なにより3次元の立体的な音場。クレーメルとアルゲリッチのリアル感。毎度同じような感想ですが、オーディオでここまで再現するのは凄いことです。下手に演奏会に行くよりいいですね。


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ここで、ハイティンク・シカゴ響のマーラーの第六番でしたか?CDとSACDの聴き比べをしましたが、自然な音場感と質感で明らかにSACDが上回っていました。


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さて本日メインのLPレコードですが、これも驚きで、越路吹雪、森進一、クールファイブ...当時の歌手の上手さがひしひしと伝わってくるし、バックバンドの音がちゃんとホール感を伴って聴こえてくる。ライヴ会場にいるような感覚です。



アナログとは思えない奥行きとステージ感があり、びっくりします。また、Capitolステレオデモの実在感、カラヤンのリハーサルの生々しさ等々...他の皆さんの感想と重なりますが、アナログの質感とデジタルの細密感・音場が両立したような不思議な感覚を覚えました。



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レコード盤の細い溝から、何故あのような音が拾い出せるのか?いまだに、よく解かりません。

最後は65インチのOLED TVを観ながら、美味い日本酒を頂いてしまいました。やはり、画質が綺麗です。旅番組がいいですね。雪景色が美しいし、機関車の黒々とした車体など立体感がありました。コンサートライブとか、美術館番組なども最高でしょう。



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TVとしては音質も良すぎますし。その後、美味しいイタリアンとワインで締めましたが、音と画と味を堪能した一日でした。楽しかったです。有難うございました。



B.O




B.Oさん ご感想ありがとうございました。半年おきに来ていただいても、結構楽しめるのでは無いでしょうか(笑)。実際にお聞きになられないとこの音の良さはわからないともいますが、音楽ときれいな絵を楽しんだ後の、美味しいワインは美味しかったです。また、ご友人とお越しください。演奏会形式でお迎えします。





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