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Channel: GRFのある部屋
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ブリュッセル・フィルの御礼

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前略

何時も”GRFのある部屋”を楽しみに拝見いたしております。

過日、ブリュッセル・フィルのコンサートの様子を書かれていました。GRF様のセンスと眼力は素晴らしいので、さっそく姫路の公演を申し込んでみましたが、売り切れでした。


次の観音寺市民会館は良い席が取れました。当日は観音寺市民会館のこけら落としの日で、新品のスタインウェイも初披露のようでした。


私は、思い出すに過去感動した公演はオイゲン・ヨッフム、アムステルダムコンセルトヘボウでのブルックナーの7番と、コリン・デイビス、バイエルン放送響のベートーヴェン7番しかありませんでしたが、今のステファン・ドゥネーヴ、ブリュッセル・フィルはそれ以上の感激と感動を受けました。


観客の入りは残念ながら6割未満でしたが、拍手の響きは10割以上でした。私もいろいろな演奏会を経験いたしましたが、はじめて起立して大声で「スゴイ!」と叫んでいました。

サイン会であなたは素晴らしい拍手をくださいましたとお礼をいただきました。


GRF様のおかげで至福の一日をいただきました。本当にありがとうございました。


H.K



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先日の武蔵野市民文化会館での、ブリュッセル・フィルの記事を読んでいただき、倉敷にお住まいのH.Kさんが、ブリュッセル・フィルを聴きに海を越えて四国の観音寺市民会館(ハイスタッフホール)にお出かけになって行かれたそうです。最初は、姫路での公演も問い合わせられたのですが、こちらは大阪方面から来られる観客で一杯だったようです。このホールは出来たばかりで、こけら落としの記念すべきコンサートだったそうです。


ブリュッセル・フィルは9日の武蔵野から始まり、翌土曜日は新幹線で名古屋で公演、日曜に池袋に戻り、翌日は札幌のキタラでした。火曜日にようやく休日。水曜は金沢で、翌日はバスで姫路へ移動・翌日の東広島の西条はお酒でしょうか。四国に渡り観音寺のこけら落とし・最後の福岡は日曜日でした。凄いハードスケジュールですね。それも、普段は行かない都市へのツアーでしたから、この水準のオーケストラはなかなか聴くチャンスの無いので、行く先々で喜ばれたでしょう。


オーケストラの編成は14型とは思えない迫力ある演奏でした。プログラムは四種類あって、一曲目のコネソンのフラメンシュリフト(炎の言葉)という曲は同じで、二曲目がA.がプロコイエフのシンデレラ組曲第一番、Bがベートーヴェンの皇帝と英雄、Cがラベルのピアノ協奏曲、そしてA.B.C.とも後半はドビュッシーの『海』そして、フィナーレはボレロでした。初日の武蔵野だけがプロコイエフでしたが、後の公演はモナ=飛鳥・オットのピアノ協奏曲のプログラムです。12日間で9回の公演のうち、Bのベートーヴェンが4回でした。良い演奏だったのでしょう。H.Kさんも楽しまれたようです。ドゥネーヴさんの明るくまじめな音楽の取り組み方が素晴らしい演奏でしたね。


また来たら聴きたいです。










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