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Channel: GRFのある部屋
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Orisukeさんの実験 FE126Enの巻 後編のつづき!

先日の実験の続編を送ります。ようやく、納得出来る音になりました。 「未知との遭遇」という感じで実験としては凄くエキサイティングで面白かったです。ユニット逆付けで音場型にするにはやはり相当特殊なユニットが必要なことも分かりましたし、キャビティの中の音の処理もとても重要なことが体感出来ました。 4. ダンプドバスレフ +ダブルリバース仕様 呼吸球仕様が、音はそこそこ出てい...

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Aionさん邸のDIVA

この間の土曜日は、穏やかで春の到来を思わせる暖かな日でしたが、その一週間前の土曜日は、まだ寒波に覆われていました。神泉の駅に近いAionさんのお宅に歩いているだけで、薄いコートを着てきたことを後悔させられていました。BOさんと待ち合わせのためにわかりやすい松濤美術館の前で待っていると、みぞれ交じりの通り雨が微かに降ってきました。冷たい雨です。風も強くなり、コートの襟を立てました。 この場所...

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メジューエワのリストとラフマニノフ

土曜日の午後は、イリーナ・メジューエワの上野の文化会館でのデビュー20周年記念リサイタルの三回目でした。今日は、リストとラフマニノフの演奏会です。久しぶりに穏やかな日で、上野駅はお花見のように混雑しています。 何時ものように、すこしはにかんだ顔で入ってきて、椅子に腰掛け、儀式のように椅子の位置を前に少しずつ引き寄せます。そして教会で祈るように上を向き祈るのです。そして慎重に...

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寒い二月が終わろうとしています

今年の冬は、久しぶりに寒く、日本列島全体が寒波に覆われました。とくに二月の前半は記録的な寒さで、諏訪湖の御神渡も久しぶりに見ることが出来ました。都心でも寒かったのですが、少し郊外では、昭和の時代の寒さを思い出したりしていました。 学校の石炭ストーブ、朝の寒さ、昼間のストーブの熱さと、周りに置いたお弁当の匂い・・・学校への行き帰りにつぶして喜んだ霜柱と田んぼの薄氷。ひかげにのこる農業用水に張...

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ポテンシャル?アビリティか? Oさん邸のユニコーン

ポテンシャル?アビリティか? もちろんオーディオ機器の話です。 GRFさんのご尽力により、2015年10月にユニコーンを導入してより2年を越えました。まずはしっかりと鳴らし込み、我が家の環境に馴染ませたいと取り組んできた2年間でもありました。 スピーカーセッティングもGRFさんより学んだ(盗んだ?)メソッドを駆使して各種取り組み、部屋の性質に併せてミリ単位の位置合わせなどを楽しん...

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森山良子のアルバム 「セ フィニ」

同世代の森山良子さんは、和製ジョーン・バエズとしてデビューした50年前から聞いています。新宿の厚生年金会館にフォークソングを聴きに行ったのが最初でした。その時の紹介で、昭和23年生まれで、一年下だと思っていました。ところが最近彼女の経歴をみると、高校生時代に音楽活動で一年留年したいたので、実際は、23年の1月生まれで、同期生だと解りました。もう、古希を迎えているのですが、ますますの元気な活動...

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GRFのなる部屋

この三年間は、Troubadour80とそのウーファーTW3の開発を行ってきました。2015年の秋から、一応の完成を見た2016年の夏までは、怒濤のような日々でしたが、オーディオ冥利に尽きました。その後もいろいろと手直しだとか、調整を重ねてきました。80の置いてある場所は、今までの写真を見ていただくと解るとおり、GRFと聴取位置を結ぶ点の上に置いてあります。それ故、GRFを鳴らそうとすると、...

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チューバホーンさんとタンノイ三昧

チューバホーンさんから、3月の雨が降る前に、Tannoy Lancasterの音が良くなっているので、是非、聴きに来てとのお誘いがあり、時間を合わせてお邪魔しました。最近のチューバホーンさんのお宅は、横浜のvafanさんの日記にも詳しく書いて有るとおり、機器類も一新されたようです。アンプも以前は、Quadの405を二台お使いでしたが、現在は私も聞き慣れているSD05のアナログ入力でお使いです...

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Hさんの隠れ家の最後のパズルが埋まりました

Hさんの秋葉原の隠れ家には、昨年、Troubadour 80とTW3の、私の家と同じ組み合わせが導入されて、満足いただいています。Hさんは、知らない事を始めるには、まずは徹底して模倣することから始めます。理解していないうちに、自分の考えを混入させては、目的地に最短では到着しません。Hさんが、様々な事を成功させているのは、徹底した信念で事に当たるからでしょう。 そういう意味で、80+TW3を...

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楽しいパグ太郎さん邸の訪問 1

木曜の雨は、夜中には大雨になり、真っ暗な未明には洪水警報も発令されて、警報のサイレンが鳴りましたが、それすらもかき消されるほどの強い雨音でした。余りの激しい雨に驚き、雨雲レーダーを見ると、このあたりは、連続して襲来する雨雲の赤い警報レベルの雲が掛かりっぱなしで、まだまだやむ気配は見せません。夜中に起こされたので、原 寮のハードボイルドを読み始めたのですが、案の定、すぐに小説の中に引き込ま...

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楽しいパグ太郎さん邸の訪問 2

最初は、オッターのコルンゴルトの死の都です。フォン・オッターにピッタリな曲だと聴くたびに思います。ヨーロッパ行きの飛行機でA late Quartetと言う映画を見て感心し、日本未公開の映画だったので、アメリカのAmazonに注文してあったBlurayを見て、この曲に魅入られました。静かな曲調で、引退間近のチェロ奏者が、亡くなった歌手の妻を思い出す回想の場面で フォン・オッターがこの曲を歌う...

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音楽の後は何時もの東奔西走

パグ太郎さん宅の訪問記を仕上げた翌日の朝は、西に向けて中央高速を走っていました。快晴の朝ですが、真冬と違って、空気は湿度を帯び、また花粉やスモッグ、PM2.5も多く飛来しているのでしょう、先日の雨で、真っ白に化粧し直した富士山もかすんでいます。甲府の盆地からの南アルプスの絶景も、冬の姿の八ヶ岳も、霞がかっていました。 今日はこのまま名古屋まで行きますが、車の中には、3月に入って暖かくなって...

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点と線

始めて松本清張の推理小説を読んだのは、もう思い出せもしないほど昔のことです。新幹線が走る前の時代の話ですから、昭和の三十年代の話なのです。社会派の推理小説で、役人の汚職がよくテーマになっていました。今も昔も変わらない構図ですね。初期の名作、点と線、時間の習俗もその範疇です。 金曜の夜、BSのテレビを見ていたら、たけしの「点と線」の再放送と出会いました。前宣伝が派手だったので、最初から見るこ...

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この世界の片隅に

点と線で個人的に盛り上がった翌る日の土曜日は、大変評判の高い「この世界の片隅に」が、ネット配信に登場したので早速見てみました。 広島に住んでいた普通の女の子の目を通して描かれている戦争に入っていく時代を淡々と描いています。美しい広島の町並みと、軍港である呉の街の日常が描かれているのです。戦争が始まり、日に日に生活が圧迫され、兄弟が招集され、石ころになって帰ってくる無常や、呉に襲来する無数の...

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Benz Micro LP-S

CDが出現して、大変困ったのは、ダイアモンドの針を供給していた宝石会社でした。時計の軸受けを作っていた関係で、スイスには宝石加工会社があります。70年代までは、Benz社(創業者の名前)はヨーロッパのカートリッジメーカーに針を供給していました。その開発を通じて、カートリッジ製作のノウハウを取得していったのです。80年代の後半になると、カートリッジの生産数は激減しました。Benz社も生き残りを...

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GRFがなっている部屋

Benz MicroのカートリッジをLP-Sに換えて、現在エージング中ですが、徐々に調子を上げてきたようです。土曜日のお客さんが、六時間ぐらい、日曜日は、三時間ぐらい聴いて、月曜日の今日は、夜8時頃H先生が聴きに来られました。何時もは広い道を来るのですが、家の前の車道は道が狭く、大型車は通れません。そこをひょっとしたら触ったたかもしれないとHさんは開口一番に言うのです。何時ものカイエンでも、...

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桜は散り始めました

出張中に小学校時代の校庭の桜の木のことを思い出しました。その頃は、校庭の周りに沢山の桜の木が植えられていて、卒業式や入学式のころは見事な物でした。60年ぐらい前は冬が長く、桜の開花日も最近と比べると一週間以上遅く、四月の入学式の頃でもまだ桜がありました。地球温暖化の影響は確実に出ていて、東京ではこれからは四月の声を聴いたら桜は散っているのでしょう。夢の中の小学校の桜は鮮やかで、真っ青な空を背...

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二重窓の効果

大阪の拠点のマンションを二重窓化したのは、2014年の夏でした。クーラーの効きも驚くほど変わったのですが、何よりも驚いたのはその静粛性です。御堂筋の自動車専用道路も見えるし、梅田の繁華街も目の前ですから街の騒音から逃れられません。明け方の2時間ぐらいだけが静かなだけで、一日中騒音にまみれていました。それが二重窓かしたとたんに、どこにいるのか解らないほどの静けさになりました。 その変化を遊び...

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東京春祭 N響 ローエングリーン

花粉症に悩まされる春のシーズンの救いは、上野の森で開かれる東京春祭のコンサートです。ただ、今年は、余り私の気を引く演奏家が来ません。メインイベントの一つである、N響の演奏会形式で行われるワーグナーの楽劇も、去年まで大好評だったヤノフスキーが終わって、今年からは、ライプツィッヒの歌劇場を率いるシルマーの指揮に変わりました。去年までのヤノフスキーのバトンによるN響の堂々とした演奏が引き継がれるか...

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花粉症の影響 ?

先日の上野に出かける前日から収まったはずの花粉症がぶり返してきて、一晩中くしゃみをしていました。翌日の午前中もすこしボーッとしていて、これから長丁場の演奏会だというのに、心配したほどです。また、花粉症の症状で、耳の調子も万全ではありません。最近は増大する老人力で、コンピューター用のめがねでは、CDの解説書のような細かい字が見えなくなりましたが、いよいよ心配なのは、耳の調子です。その意味で、C...

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