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Channel: GRFのある部屋
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もろもろの移動

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先日来、2tr/38のテープのDSD化とその後の収納スペースの確保に奔走しています。2tr/38の10インチテープは大きく、移動するだけでも大変です。大きな箱に詰めると重くて持てなくなります。ちょっと前までは、何ともなかった重量物の運搬が、老人力の進行と共に負担になるとは思いもしませんでした。仕方がないので、なるべく小分けして運ぶようにしています。専用のボックスはあまりないので、流用品を使うのですが、丁度良い箱が無くて何時も苦労しています。思い切って、10個づつ入る専用箱を発注しようかとさえ考えています。しっかりとした材質で、作った方が後々の始末を考えると楽になるからです。

一番近い箱は、2リットルのミネラルウォーター6個用の箱です。幅と奥行きは誂えたようにピッタリで、高さが少し高いだけです。台風の雨が降る前に、近くのスーパーの裏口に行きましたが、夏の頃と違って早々出回っていません。また、店内展示用に、上の部分を切られているのもあり、上手くいきませんでした。仕方がないので、そのテープが20巻ほど入る箱を見付けてきて入れて見ました。やはり重いですね〜。

近くのスーパーやコンビニを巡るので、自転車で回りました。例の事故によるアザもなくなり、見た目は回復してきたのですが、その時打った右足の膝が、やはりどこかヒビが入っているのでしょうか?ペダルを踏んだとき力が掛かったり、空港で飛行機の高さで斜めになるアプローチを歩くと、その膝が痛みます。

裏道をゆっくりと、歩く速度の倍ぐらいで転がすのが、私の自転車の乗り方です。ですから、隣町にいくのが最大の行動範囲になります。ヘルメットを被らなくても良いぐらいの速度とも言えるでしょう。今度の新国立競技場みたいなヘルメットは、到底被る訳にはいかないし、火野正平さんが使っている、ラグビー選手みたいな、ヘッドギアーも頭を締め付けられるし、山登り用の帽子タイプを探してこないと言えないようなので、それも何だか面倒くさいのです。

第一、自転車競技のひとのような薄手の半パンを履くなど、考えも出来ません。普通の格好で、のんびりと乗る、そんな自転車の乗り方で良いのではと思います。工事用のプラスティックのヘルメットなら、いくらでもあります。それも、何だか野暮ったいし、、、。しかし、転んだときのことを考えると、革の手袋は必要なようですね。う〜ん!自転車はやはり大変です。

箱詰めしたテープ類を、大阪のCさんのところまで運びました。前も書いたとおり、大阪は新幹線が圧倒的に便利です。ドアツードアーでも、三時間半ほどで移動します。車だと、早くてもちょうど倍ですね。台風か過ぎ去った朝、超快晴の空気の中を走ってきました。もちろん、車の場合は、途中に寄るところがあります。朝たっても、夜に大阪につければ良い方です。幸い大阪付近の渋滞もなく、Cさんのところには、ほぼ予定通り着きました。問題はこれからです。大小10個ぐらいの重たいテープを運び上げなくてはいけません。やはり10インチのテープの重さは半端ではありません。何とか部屋の運び上げたときは、ふたりとも息が上がってゼイゼイ言ってました。二人で、顔を見合わせて、命がけの趣味になって来たと苦笑いしたのです。

運び終えたら、我々の到着を待っている椀方さんのお宅へ。椀方さんのお宅の前の駐車場に車を入れて、ようやく乾杯です。早速、熟成が進んできたTroubadour40の音を聞かせていただきました。確かに、低域の繋がりが良くなり、バランスがあってきたようです。低域のインフィニティを少し前に出されたとのこと、このあたりの細かい詰めが調整のコツでしょう。来月には、残りの部屋をバリアフリーの床に貼り替え、同時に南に面した全面ガラス窓と北側の部屋の窓も二重窓にして、防音と省エネにするそうです。

二重窓の防音効果は、大阪の拠点の結果を見ても絶大ですから。S/N費が良くなり、細かい音が聞こえてきて、実在感と自然な感じになります。都会の暗騒音は、閑静な住宅街でも聞こえていて、音楽の柔らかな音を阻害しているのです。部屋の内部のオーディオアクセサリーに出費するぐらいだったら、一つの窓だったら数万円で出来る二重窓をお薦めします。

一通り音を確認したら、近所の回転していない回転寿司屋で、ただただ、日本酒を飲み、いつもの楽しい会話を繰り広げたのです。諸々の移動の話が、お酒を飲む話しになりました(苦笑)。




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