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Channel: GRFのある部屋
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宇都宮美術館

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出張中にBellwoodさんの 記事を見ていたら、美味しそうなラーメンの写真が載っていました。早速場所をお訊きすると宇都宮のラーメン屋さんだそうです。メンマは100円のトッピングだとお聞きしましたが、宇都宮に行くことがあったなら、是非訪ねてみようとおもいました。

土曜日のお昼頃には、小倉から戻ってきました。北九州空港ではなく、新幹線で博多に戻り、たった二駅の地下鉄にのって福岡空港に着いた時は、ホテルを出てから、まだ三十分ぐらいしか経っていませんでした。駅に着くと列車がいたという感じです。空港でも、間に合わないと思った九時半の飛行機が、羽田の混雑で出発が遅れていて、荷物を預けても乗ることが出来ました。羽田で荷物の待ち時間を入れても、まだお昼前で、めずらしくがらがらに空いていた首都高速を新宿で降りて、青梅街道を戻ってきたら、家に付いたのは、12時40分でした。ドアツウドアで4時間ピッタリ。北九州空港便と変わりません。北九州便は何時も混んでいて、予約無しでは乗れないこともあります。空席があることが条件のシニア割引が使えません。すごく上手くいきました。

思ったより早く帰れたので、録りだめしてあったビデオを見ていたら、宇都宮美術館で、佐伯祐三の個展が開かれているという番組が録ってありました。いろいろな美術館で開催されるそうですが、テレビで見ていると宇都宮美術館の環境が素晴らしく、美術館→宇都宮→ラーメンという、すごく単純な構図が出来上がりました(笑)。よし!明日起きて、元気だったら、一気にラーメンを食べに行こう!その帰りに、美術館にいけば一石二鳥だ!とおもいました(爆)。

三時過ぎからは、前からお約束してあったテープ愛好家のMさんが来られました。変換済のファイルを聴いて貰いました。一番気に入って頂いたのは、デコラで再生する4トラックテープのハリー・ベラフォンテでした。暗くなってからは、近くのお蕎麦屋さんで、ちびりちびりやりながら、テープの保存と公開の方法を相談しました。最後は冷たいせいろで締めて大満足です。

翌る日、早速 NAVIに美術館にちかいラーメン屋さんの住所をインプットして、一気に宇都宮まで走りました。確かに美術館から、そんなに離れていませんが、NAVIが無いと一見さんには、解らないところです。ところが大きな駐車場がほとんど一杯!、ようやくスペースを見付けてお店に急行すると、長蛇の列。数えたら40名ほど待っていました。やはり有名店に日曜日に来るのは無謀でした。仕方なく、美術館に向かいました。中の食堂ででも何か食べればいいとおもったからです。

宇都宮美術館は素晴らしい環境にあります。特に駐車場からは、公園を通って行かなくては成りません。所々の木々はもう色づき始めていて、美しいアプローチでした。



美術館前の前庭も、地元特産の高級な大谷石が敷かれていて、素晴らしい情緒を醸し出しています。



中に入ると、すぐに食堂を目指しましたが、こちらも20名ほど待っていたので、空腹を抱えながら佐伯のパリ時代の絵を鑑賞しました。有名な絵は、皆どれも暗く、特に精神的に追い詰められていた二回目の渡仏の時の絵は、バランスが崩れていて、見るのが辛かったです。特に最後のほうは生き急いでいたのか、すべて20号の大きさで、絵の内容から見ると12号ぐらいの方が合っているように思いましたが、そのあたりのバランスを考えている余裕が無かったのでしょう。

空きっ腹をかかえて食堂に戻ると、まだ10名ぐらいが待っていましたが、名前を各欄を見ると、今の待っている方で、ランチタイムは終わり、これからは、食事は出来ませんと言われました。ガッカリして空腹を抱えながらおもての満開の赤い実を見ると、たべられるような気がしてきました。

結局、インター傍のレストランで出来たてのカツサンドを買い、それを頬張りながら、混む前にと一路東京を目指して戻りました。美味しそうなラーメンは、次回、平日にリベンジです。でも、何時になることでしょう?

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