今週も忙しい週になりますが

予定は、三ヶ月ぐらい前から確定している事柄と、直近になるとバタバタと決まる予定があります。今週は、それに加えて、定期検査や葬儀までが目白押しの週です。通常ならスケジュール的には楽だったはずですが、いろいろと重なってきて、最後は、分刻みに気持ちを切り替えなければ行けなくなります。

そんな忙しい週が始まる前の日曜日、月島のホールで開かれたいつものTAOの演奏会に行ってきました。かちどき橋を渡った月島側にあります。演奏会は、いつもの通り、アマチュアとは思えないレベルですが、何時もと同じ不満もあります。指揮者を置かない団体ですが、何回かに一度は、良い指揮者をお呼びして音を整える必要があるでしょう。また、演奏会場ではチューニングをしないので、三曲目は何時も音が狂ってくるのが残念です。

ホルンの音をはずすのはまだ愛嬌ですが、一本調子の演奏は変えなくてはいけません。クラリネットもバランスが大きすぎると思います。コンサートマスターが曲ごとに変わるのですが、有る組み合わせになると、音程が狂うのは、いつもの通りでした。でも、ティンパニーは見事ですね。今回のメンデルスゾーンの第三番「スコティッシュ」は若々しい演奏で良かったですが、あれで、チューニングが取れていれば言うことは無いのですが。チェロとコントラバスは、頑張っています。アンコールの『コリオラン』でした。こういう元気な曲は、何時も良いのですね。

でも、何時も若さで元気なのは良いですね。元気を貰って、暮れてきた隅田川を友人と一緒に渡りました。去年、ガンの手術をした友人は、そのリハビリーの大変さを説明してくれますが、話がその話題だけなのは、本人も大変ですが、家族や友人にも聞いてもつらいものがあります。歩いて行くと東銀座で、彼の故郷のアンテナショップがありました。普通では買えない故郷の食材を見て、大分気が晴れたのは、良かったです。



表に出ると、もう暗くなっていました。銀座の灯りは昔のままですが、イルミネーションの明るさと、それを写すカメラの進歩で、夜景が輝いて見えました。自分もそうですが、友人も田舎に引きこもってばかりいないで、たまには変化する、東京のエネルギーを貰って若返って貰いたいと思いました。