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Channel: GRFのある部屋
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首を90度曲げると?

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昨日は大忙しの週の最終日。朝から成田にお客さんを見送りに行きました。今年一番の冷え込みでしたが、だから、朝から快晴です。日差しもどんどん上がってきて、11時半の飛行機に乗る人達を、九時半で降ろすと、今来た道を引き返しました。来るとき帰り道をチェックしたら、上りもそれほど混んではいないようです。佐倉の辺に、大きなモールが出来て、それに合わせるように新しいインターが出来ました。スムーズに来たので、インターから近いK君の家に寄ることにしました。知らせずにチャイムを押すと、幸いなことに在宅。来るなら、連絡してくれれば、家を整理したのにといっていましたが、当方は全く委細構わず。リスニングルームへ(笑)。

どうしたことでしょう。リスニングルームの部屋はきれいに整頓され、天井の板も無垢になり、豪華なアームチェアも揃っており、まるで玉座のように君臨していました。以前は平行法だったSPは幾分内側に向けられて、フォーカスが強まっていました。音を聞くと、当然内向きになっている分だけ濃い音です。SPの位置調整は、ピッタリ合っていて気持ちが良いぐらいです。ご自分で改造したMarantzのCD80とパイオニアのプリメイン型という、見た目は普通の装置から、全く普通でない音がなっています。

思うところがあって、真ん中のラックをほんの少し、右に寄せて貰いました。それだけで、右中間の少し薄く感じていたところが無くなり、音像が安定しました。自分で動かすとその量や感覚が摑めて、記憶に残ります。あとはそのラックをほんの少しだけ、右回転して盛りました。その3mmぐらいの差も大きく変わりました。

そうこうしているうちに、そのままで首を90度曲げて、SPを見てくれと言われました。何を言われているのか、最初は解りませんでしたが、言われるように90度曲げてSPと床と天井のちょうど真ん中に、居ることが解ります。この様にするため、スタンドとSPの間にスペーサーを入れて、位置調整したそうです。すると、低域のかぶりや不自然さが無くなり、すっきりとした音が出てきたそうです。

もともと使用されているSPはDYNAUDIOのConfidence 3 ですから、最初からそのような高さで聴くように設計されているのでしょう。しかし、先日、B&Wの802や800Dを40〜60センチ上げるとまったく違う音がするという報告がありました。
 
いろいろなオーディオアクセサリーが売られていますが、それらに頼る前に、今置かれているSPの位置は、合っているのか、文字通り立体的に、三次元で調整して見ることも必要ですね。奥行き、左右、そして上下です。左右も1mm動かしただけで音が変わるとしたら、奥行きも、上下も変わります。とりあえず5cm上げてみてください。驚くほど変わるようですよ!


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