４年ぶりの"Consequence"

お客を送って、表に出ると、いよいよオーディオの季節到来を感じる寒さでした。 部屋に戻ると、気がついたら、重いSPを滑らせていました。3年前の神様が舞い降りたあたりに動かしていくと、どうやら羽衣の一部が、見え隠れし始めました。

去年も、いま頃は、そろそろ"Consequence"を聴くからと、何度がつぶやいていましたが、結局出来ませんでした。昨日、お客さんを見送りに表まで出ると、いよいよ冬が始まったようでした。急ぎ部屋にとって返し、冷たくなって寝ている"Consequence"を、眠りから覚まし、重いSPを重心を低くして滑らしていました。いつもの位置に来ると、モノラルのCDで微妙な位置調整。間隔が少し開きすぎている気もしましたが、T4を鳴らしていた、MS-1+SD05の組みあわせのまま音出ししてみました。

四年ぶりに、振動板が動くのですから、最初は小さめの入力にしました。それでも明らかに音が違います。実在感がまったく違うのですね。細かい調整は必要だし、いままでT4を鳴らしていた組み合わせなので、アンプやケーブルもマッチする物に変えなければならないのですが、微調整をすると、これがガラガラ変わります。いやぁ〜！この音を聞くと、4年間勿体なかったかなと焦りました。


以前の位置は床にマークしてあったのですが、1mmの差までは無理です。前後、左右、微調整の範囲を動かして音の傾向を確かめました。ほんの少しの移動でも、音はまったく違います。大切な間隔のチェックも必要です。これからが調整の本番ですね。まず、T4を片付けました。

左右を入れ替えました。アンプも同じSD05ですが、No.044からNo.055に換えてみました。同じ仕様ですが、これが微妙に違うから面白いのです。左右のSPを1mm単位で、前へ出したり、後ろに引っ込めたり。そして、後ろのデコラを1cm右に！
　
追伸　

入力系をCD34改から四年前と同じHD-1に変更して見る。
アナログ・デジタル両方の出力の音質の差を確認。
デジタルケーブルの長さを変えた違いを確認。
再度SPの位置の微調整。
今晩は、思い切って前後の位置を変更してみるつもりです。

まだアンプは換えていません。