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Channel: GRFのある部屋
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果報は寝て待て

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「果報は寝て待て」は、「人事を尽くして天命を待つ」とは若干ニュアンスが違います。待っているタイムスパンが長いような気もします。また、少し楽観的な感じもあって、寝て待つ方が好きですね(笑)。

雨の中を、茅野から戻ってきて、まずはさておき、第一声です。あれから二日経って、雨も降り続いています。良い方向に向かっている予感がありました。締めたネジも、適度に馴染んだ頃です。

それと、今朝閃いたことがありました。4年前と違う点が今一つあったのです。それは聴く位置です。ソファーの後ろに使わなかった "Consequence"と大きなTelefunken のM-15が置いてあるのです。それを横に持ってきて、ソファーを"Consequence"の幅分約40センチぐらい後ろに下げました。聴く位置が変わりますから、SPが遠くになりました。さて、どうなるでしょう?

ふむふむ、来たかな?来ましたね、という二段活用風に実感が湧いてきました。茅野で感じた低音も充分出て来ています。でもまだ良く聴くとまだエネルギーが・・。

先日、Oさんに指摘された左右の間隔が広すぎるのではないかを、実験してみました。寸法的には左右の間隔は4年前と同じなのですが、やはり中央に鎮座したDecolaが音の吸収と拡散をしているのでしょう。最初は5センチ。これは行きすぎでした。次に、三センチ戻して、また5mm拡げてと、また順列組み合わせを行って行きます。結果的には最初の位置の内側5mmのところにポイントがありました。両方で、1センチ縮まっただけですが、まったく違うバランスです。面白いですね。

これで、また、リタ・シュトライヒで中央の確認です。大分埋まってきました。そして、いよいよ、四年前に降臨されたときにいつも聴いていた、クレンペラーのマーラーの七番・第二楽章と四番の出だしを聴きました。

来ました。今回は五日間掛かりました。早いほうでしょうか?最後は、左右の感覚によるエネルギーの「和」ですね。数学の和でもあり、調和、平和、均衡、争わないことの意味の「和」でもあります。

今回は、4年前にも聴いていただいたOさんもお忙しい中、聴いていただきましたし、チューバホーンさんには、電話でいろいろと協力やアドヴァイスを頂きました。その中で、あと試したいのは、テーブルを止めて、床にリラクサを直置きして見ることです。フローティングしているから意味がないと思われる方もおられるでしょうが、これが違うから面白いのですね。

これからやってみます。

やり終えたのは、深夜でしたので、音の判断はこれからです。でも、使いにくいので、あまり変わらないようでしたら、元に戻します。この大変な試行錯誤の行程が楽しみなのでしょうね(笑)。




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