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Channel: GRFのある部屋
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最低気温マイナス5°最高気温マイナス2°の札幌

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上空5000mの気温が氷点下42度という第一級の寒波に覆われた札幌は、終日マイナスの真冬日でした。東京に着いたら、こちらとしては寒い7.5°でしたが、とても暖かく感じました。前日の夜、すすきのあたりで飲んで、数ブロックだから歩いて帰ろうと、酔っ払って思ったのが間違いでした。ホテルにようやく辿り着いたときは、あたまが痺れるような寒さで、顔がじんじんしていました。久しぶりのマイナスの気温です。

昼間、太陽が上がっても気温は氷点下の真冬日には、道路上の氷が溶けずにそのまま固まっています。太陽が燦々と照りつけているのに、不思議な光景ですね。寒すぎて、札幌には、まだ雪は降っていませんでしたが、すぐ北の石狩や小樽から来る電車は、皆白い雪に覆われていました。藻岩山の上までは雪雲がかかっています。降り出すのも時間の問題でしょう。来週は、大雪になっているかもしれません。

飛行機に持って帰ってくるとどうしても、耳が聞こえなくなります。耳抜きしても、影響は残るようです。主に低音が聞こえにくくなっています。それと、飛行機の低周波震動も影響するのでしょう。そんな時は、帰って来て聴いても良い音では聞こえません。今日の調整はお預けです。

このところ、コンシーケンスの調整ばかりを書いていますが、使用する機器が特殊すぎて、皆さんのあまり参考にはならないかもしれませんが、鳴らし方次第で大きく評価の変わるのも、フラグシップ機の特徴です。DYNAUDIOのような専門メーカーが、20年以上もフラグシップとして出し続けているには、それなりの理由があるのです。しかし、何と言っても、置き方、アンプ、ケーブルを選びます。アナログ再生ノウハウの集大成と言っても過言ではありません。2ウェイのSPならある程度、許容される幅がとてもシビアになってきます。それを確かめる組み合わせも飛躍的に増大します。それでも、結論は単純で、組み合わせるグレードは常に最高水準でないとダメだと言うことです。

将棋や碁のように、正解手では無い手を、確実に消去するために、実験を繰り返しているのです。Spectralのアンプですから、組み合わせのケーブルは、MITになります。それも、トップグレードでなければ、ダメなのを確かめているのです。結果として、またその線材を20年ぶりに探すこととになりました。

4年前にだした音と同じ環境は揃えました。設置した位置も、マークが残っていますから、同じ位置に置いたのです。しかし、同じ音はしてくれません。ここが面白いところです。この4年間の入力の質の進歩が、最適な位置の判断を求めてくるのです。それは本当に微妙な差なのです。マイナス5度と、マイナス2度との差よりも、小さく、また大きいのです。






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