先日来のアナログレコードを調整するときに使っていたレコードは、カラヤンの第九のリハーサル盤、第四楽章の冒頭です。チェロとコントラバスのユニゾンの旋律を他の楽器を止めて、チェロとコントラバスだけでリハーサルを重ねていきます。カラヤン・ベルリンフィル特有の美しい低弦の響きと、ベートーヴェン特有の深いコントラバスの本当の響きが聞こえてきます。
先日来のイコライザーの変更で、今までに聴いたことの無いような、コントラバスの深い音が聞けて、ご機嫌です。今までレコードでは聴いたことの無いような最低音は、来られた方々にも驚いていただいたようです。
このリハーサル盤は非売品で、全集を買ったり、プロモーションの時に、特典を集めて貰ったりしていた盤です。SACDで、このベートーヴェン全集が出たとき、リハーサル盤も復刻されました。
SACD特有のアナログ的な弦楽器の質感はなかなかのものでしたが、オリジナルのレコードと比べると、音が上滑りに聞こえるのは仕方ないのでしょうか?
レコードも、二版以降は、初版の持つ、暖かなイエスキリスト教会の響きや最低域の深さが聞こえなくなります。
レコードの全集の二版は、オリジナルが持っている暖かさと深さが無くなるのです。その意味では、ドルビーも無かった頃の初期のカセットの方が、オリジナルの音がそのまま入っています。ヒス音が気にならなかったら、音は最高かもしれませんね。カセットの4.75のスピードが低域には良いからです。
そして、大本命はやはり4トラックテープですね。
こちらが、アメリカ盤で、
こちらが、日本盤です。レコードと違って、日本盤はダビングが丁寧(あまり生産しなかった)ので、音がきれいです。AMPEX盤は、大量生産という感じが否めませんが、音の深さ、情報、低域の充実感、何をとっても、レコードよりは上手です。しかし、Cさんにお願いしていた4トラックテープからのDSDへの変換がこれほどまで、音を出してくるとは、すべてのメディアを聞き比べるとテープの優位性がわかりますね。
先日来のイコライザーの変更で、今までに聴いたことの無いような、コントラバスの深い音が聞けて、ご機嫌です。今までレコードでは聴いたことの無いような最低音は、来られた方々にも驚いていただいたようです。
このリハーサル盤は非売品で、全集を買ったり、プロモーションの時に、特典を集めて貰ったりしていた盤です。SACDで、このベートーヴェン全集が出たとき、リハーサル盤も復刻されました。
SACD特有のアナログ的な弦楽器の質感はなかなかのものでしたが、オリジナルのレコードと比べると、音が上滑りに聞こえるのは仕方ないのでしょうか?
レコードも、二版以降は、初版の持つ、暖かなイエスキリスト教会の響きや最低域の深さが聞こえなくなります。
レコードの全集の二版は、オリジナルが持っている暖かさと深さが無くなるのです。その意味では、ドルビーも無かった頃の初期のカセットの方が、オリジナルの音がそのまま入っています。ヒス音が気にならなかったら、音は最高かもしれませんね。カセットの4.75のスピードが低域には良いからです。
そして、大本命はやはり4トラックテープですね。
こちらが、アメリカ盤で、
こちらが、日本盤です。レコードと違って、日本盤はダビングが丁寧(あまり生産しなかった)ので、音がきれいです。AMPEX盤は、大量生産という感じが否めませんが、音の深さ、情報、低域の充実感、何をとっても、レコードよりは上手です。しかし、Cさんにお願いしていた4トラックテープからのDSDへの変換がこれほどまで、音を出してくるとは、すべてのメディアを聞き比べるとテープの優位性がわかりますね。