先日、K&Kさんのお宅にお伺いしたとき、DACは何をお使いなのですか?とお聞きしたら、OPPOの105Dのリミテッドを、マルチのデバイダーとしても使われているそうです。DAコンバーターのチップは、ESS Technology社のDACチップ「9018S」です。JBLのOLYMPUSをお使いの夜香さんのお宅もDAコンバーターは、昨日までは、OPPOの105をお使いでした。昨日の夜からは、4Kを見れる205ですから、105と205の音の比較も出来ますね。
実は、和室で使っているOさんにつくっていただいた、DSD用のコンバーターもチップは、018Sですが、違いは独立電源とファインメットのトランスをつかったアナログ回路です。DAコンバーターは電源部の充実が大事ですね。
有機ELテレビ用に導入された205は、同じESS Technology社の最新のチップ「9038PRO」が使われています。こちらも、いろいろな会社に使われてはじめていますが、電源や回路構成によって音が随分と変わるようです。チップの進化がどのように音に出ているのか楽しみです。
現在有機ELのテレビには、デジタル出力をSD05に入れて、OPPOはトランスポートとして使用していますから、105が205になって、画面は2Kが4K対応にはなりましたが、音は変わりません。大きな部屋ではemmやMolaMolaを使っていますので、OPPOをDACとしては考えていませんでした。ところが、先日のK&Kさんのお宅では、プリアンプは使用していなく、OPPOのリモコンのボリュームを音量調整に使われていて、その音がいい音なのに驚きました。そういえば、夜香さんのお宅も、105LimitedをDACとして使っていて、いろいろ手を入れておられるのでしょうが、なかなかの水準なのです。
そこで、105Limitedを居間の方に下ろす前に、そのアナログ出力の音を比べてみようと思いました。
和室で使っている018Sを使っているOさんのDACも、電源のトランスを完全に分けたり、出力にファインメットのトランスを使用して、相当なところまで来ていますから、普通に市販されているOPPOでどこまで行くか楽しみです。スイッチが入りっぱなしだと、105は凄く熱くなります。
さて、最初は、205を光出力でemmに繋いでみました。その後、MolaMolaに繋いで見ました。MolaMolaは音が少し強くなり、最低域方向に帯域も伸びます。次に、105を聴いてみます。少しやあらかくなる傾向はありますが、低域は負けていません。はっきりしているのは、デジタル出力では音の差はほとんどでないと言うことです。トランスポートの差ですから、差が少ないのは当たり前です。
そこで、アナログ出力の音を比べてみました。最初にRCA端子からの音を聞いてみました。ん?これはあまり帯域が広く感じませんね。使ったMITのケーブルでは相性が悪いのかもしれませんので、普通のケーブルでも聴いてみました。しかし、帯域の狭さをどうしても感じてしまいます。205も105も同じような傾向です。この音では、emmを通した音には到底敵いません。やはりこんなものかと少し落胆しました。
それでも、新しい205は幾分透明感があります。これは、デジタル装置では大事なことです。
少し落胆したまま、XLRのバランス出力に変えました。当然、音は大きくなりますが、大きくなるばかりでは無く、一気に空気感も出て、帯域が拡大します。もともと、バランス出力の回路を、今ひとつ、それをアンバランスにする回路が、悪さをしているのでしょう。大変大きな違いです。こちらは、一気にemmやMolaMolaの新しい音に肉薄してきます。もちろん、差はありますが、そのほんの少しの差を埋めるために、10倍〜20倍の出費を強いられるのなら、考慮すべき範囲まで入っていますね。
そこが、我慢できない方は、一線を越えてハイエンドの世界に入るのでしょう。今回の205JPの音なら、そして、これが価格差が10倍以上だとしたら、現実的な自分なら、OPPOで良いと判断するでしょう。105の音もそれほど悪くはありません。背景が真の暗闇か、幾分霞が掛かっているかの差ですが、徐々にフェードアウトしていく、手法も趣があって良いものです。こちらの音を良しとする、ソースもあるでしょう。
OPPOは105Limited以降、いろいろなノウハウを蓄え、それが普通の仕様の2052も反映されています。日本では20万円を超しますが、アメリカでは$1299です。約15万円です。この性能で、これは安いと思います。そして、圧倒的な4Kの画像が付いてくるのですから、他のメーカーには脅威ですね。
さて、その進化した205とemmやMolaMolaは何が違うかと言いますと、コンサートホールの静けさと、奥行き・空間再現力ですね。終わって、つなぎ替えてつくづく思いました。その空間を出すためにマルチチャンネルをされているのだと。しかし、二つのチャンネルだけで、三次元的な空間が出現するならば、それはまた驚きですね。
バランスの方が音が良いので、それを変換アダプターで聴いてみました。それでも、そちらの音が良いのですね。ただ、そのアダプターにより音は変わります。それも当たり前のですね。
DACは、オーディオの要です。古いタイプのCDプレーヤーしかなくて、やはりCDの音はいまいちと思われている方こそ、最新式のDACに挑戦されてみたらいかがでしょうか?
実は、和室で使っているOさんにつくっていただいた、DSD用のコンバーターもチップは、018Sですが、違いは独立電源とファインメットのトランスをつかったアナログ回路です。DAコンバーターは電源部の充実が大事ですね。
有機ELテレビ用に導入された205は、同じESS Technology社の最新のチップ「9038PRO」が使われています。こちらも、いろいろな会社に使われてはじめていますが、電源や回路構成によって音が随分と変わるようです。チップの進化がどのように音に出ているのか楽しみです。
現在有機ELのテレビには、デジタル出力をSD05に入れて、OPPOはトランスポートとして使用していますから、105が205になって、画面は2Kが4K対応にはなりましたが、音は変わりません。大きな部屋ではemmやMolaMolaを使っていますので、OPPOをDACとしては考えていませんでした。ところが、先日のK&Kさんのお宅では、プリアンプは使用していなく、OPPOのリモコンのボリュームを音量調整に使われていて、その音がいい音なのに驚きました。そういえば、夜香さんのお宅も、105LimitedをDACとして使っていて、いろいろ手を入れておられるのでしょうが、なかなかの水準なのです。
そこで、105Limitedを居間の方に下ろす前に、そのアナログ出力の音を比べてみようと思いました。
和室で使っている018Sを使っているOさんのDACも、電源のトランスを完全に分けたり、出力にファインメットのトランスを使用して、相当なところまで来ていますから、普通に市販されているOPPOでどこまで行くか楽しみです。スイッチが入りっぱなしだと、105は凄く熱くなります。
さて、最初は、205を光出力でemmに繋いでみました。その後、MolaMolaに繋いで見ました。MolaMolaは音が少し強くなり、最低域方向に帯域も伸びます。次に、105を聴いてみます。少しやあらかくなる傾向はありますが、低域は負けていません。はっきりしているのは、デジタル出力では音の差はほとんどでないと言うことです。トランスポートの差ですから、差が少ないのは当たり前です。
そこで、アナログ出力の音を比べてみました。最初にRCA端子からの音を聞いてみました。ん?これはあまり帯域が広く感じませんね。使ったMITのケーブルでは相性が悪いのかもしれませんので、普通のケーブルでも聴いてみました。しかし、帯域の狭さをどうしても感じてしまいます。205も105も同じような傾向です。この音では、emmを通した音には到底敵いません。やはりこんなものかと少し落胆しました。
それでも、新しい205は幾分透明感があります。これは、デジタル装置では大事なことです。
少し落胆したまま、XLRのバランス出力に変えました。当然、音は大きくなりますが、大きくなるばかりでは無く、一気に空気感も出て、帯域が拡大します。もともと、バランス出力の回路を、今ひとつ、それをアンバランスにする回路が、悪さをしているのでしょう。大変大きな違いです。こちらは、一気にemmやMolaMolaの新しい音に肉薄してきます。もちろん、差はありますが、そのほんの少しの差を埋めるために、10倍〜20倍の出費を強いられるのなら、考慮すべき範囲まで入っていますね。
そこが、我慢できない方は、一線を越えてハイエンドの世界に入るのでしょう。今回の205JPの音なら、そして、これが価格差が10倍以上だとしたら、現実的な自分なら、OPPOで良いと判断するでしょう。105の音もそれほど悪くはありません。背景が真の暗闇か、幾分霞が掛かっているかの差ですが、徐々にフェードアウトしていく、手法も趣があって良いものです。こちらの音を良しとする、ソースもあるでしょう。
OPPOは105Limited以降、いろいろなノウハウを蓄え、それが普通の仕様の2052も反映されています。日本では20万円を超しますが、アメリカでは$1299です。約15万円です。この性能で、これは安いと思います。そして、圧倒的な4Kの画像が付いてくるのですから、他のメーカーには脅威ですね。
さて、その進化した205とemmやMolaMolaは何が違うかと言いますと、コンサートホールの静けさと、奥行き・空間再現力ですね。終わって、つなぎ替えてつくづく思いました。その空間を出すためにマルチチャンネルをされているのだと。しかし、二つのチャンネルだけで、三次元的な空間が出現するならば、それはまた驚きですね。
バランスの方が音が良いので、それを変換アダプターで聴いてみました。それでも、そちらの音が良いのですね。ただ、そのアダプターにより音は変わります。それも当たり前のですね。
DACは、オーディオの要です。古いタイプのCDプレーヤーしかなくて、やはりCDの音はいまいちと思われている方こそ、最新式のDACに挑戦されてみたらいかがでしょうか?