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Channel: GRFのある部屋
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テープマニアは悩まない!?

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4トラックテープの大きさは、7インチの45回転レコードと同じ大きさですが、厚さは18mm以上あります。60センチぐらいの棚ですと、30巻ぐらいしかはいりません。3列五段でも400巻少しです。



これは初期の段階で、現在はこの何倍にもなってきました。部屋の二面が上から下まで全部です。この部屋は窓とドアしか無くなってきました。しかし、これらのテープは先代の持ち主から一時的にお預かりしているだけですから、私自身のコレクターマインド・執着心?は、あまり動いていません。受け継いで伝えていくという使命感の方が大きいからです。



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そして、Cさんのおかげで、これらが全部、DSDファイル化してあるのです。ここにあるテープは、もう、50年以上前の製品ですから、中には寿命が来ている物もあります。それを大事にファイル化したので、安心感も出てきました。5.6MHzなので、ハードディスクの容量が半端ではないのですが、NASを構成して、ジャケットも見えるようにすると、一気に使いやすくなるようです。
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その結果、2,000巻のテープが、3TBのハードディスク4個に収納されているのです。テープは、取り出して、掛けること自体が、儀式になります。そして、掛けた後の掃除もテープ再生では大切です。肝心な音はどうなるのでしょう。元の音と、DSD化した音は、やはり違うと言われる方もあります。しかし、50年、60年経ってしまったテープを掛けるリスクを考えると、私は、DSD化を進めますね。細かい差より、他のメディアとの圧倒的な差の方が大きく感じるからです。先日ご紹介したカラヤンの第九の演奏をテープで一度聴いてみて下さい。どんなに小さなスピーカーでもコントラバスの驚くような音が出てきます。


だから、テープの収納の悩みは無いのです・・・





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